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韓国学者「この頃の中国指導部の話題は政策決定過程の民主化」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

成均館(ソンギュングァン)大学付設成均中国研究所のイ・ヒオク所長(54)

国際舞台での地位が高くなっていく中国は今後、どのように変わって行くだろうか。今年はじめ中国入門書『チャイナ・ハンドブック』を出した成均館(ソンギュングァン)大学付設成均中国研究所のイ・ヒオク所長(54)は「この頃の中国指導部が最も関心を持っているテーマは、ガバナンスの民主化」といった。

ガバナンスは、民間まで参加する国家経営の意志決定構造をいう。中国指導部が共産党一党体制による不満を和らげるために、政策決定過程の画期的な変化を模索している可能性があるということだ。

イ所長は「そのような判断から、中国の今後の変化を集中探求してみるプロジェクトを始めた」と紹介した。「リサーチ・クラスター」という名前の長期研究課題だ。まず各分野の専門家を招いたセミナーを通じて研究成果を蓄積し、一定分量になれば本で出版する予定だ。


2012年10月にスタートした成均中国研究所は、中国語版季刊誌『成均中国観察』を出して国内外に中国関連の情報を伝えている。研究所の歴史はそれほど長くないが、早いペースで実績を出しつつあるという評価を受けている。

スタート時から研究所を率いてきたイ所長は「今まで国内の中国研究は、たいていプロジェクト中心に行われており持続性が弱く、また中国に関心が多い一般大衆、政府政策立案者との疎通にも効果的ではなかった」と指摘した。彼は「成均中国研究所は、学校自らの予算で独立的な研究を遂行する」として「中国関連のさらに持続的・実用的な成果を出す研究所にしていくつもり」と明らかにした。



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