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北無人機はステルス…青瓦台「識別しても撃墜難しい」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
青瓦台(チョンワデ、大統領府)上空を北朝鮮の無人機が飛行したことが確認され、「防空」問題が浮上した。先月24日と31日に坡州(パジュ)とペクリョン島に墜落した無人航空機は北朝鮮軍の偵察用だと軍当局が暫定結論を出し、精密調査に入った。

国防部はこの日、無人航空機の胴体はレーダーまたは肉眼で観測されるのを避けるため小型に製作され、空色に偽装塗装されているうえ、坡州に墜落した飛行体の材質は特殊素材のポリカーボネートだった、と明らかにした。ポリカーボネートはプラスチックの一種で、レーダー電磁波を反射しないステルス機能を持ち、探知されない。米国空軍の次世代戦闘機F-22などが戦闘機操縦席の透明な円蓋(キャノピー)にこの素材を使っている。一般的にレーダーは電磁波を送り、反射する面積を分析して確認する。しかしポリカーボネート素材で製作してレーダー波を吸収すれば、レーダーも意味がない。

国防部は特に坡州に墜落した無人機が北朝鮮から出発したとみられると明らかにした。その根拠として▼経路(坡州-ソウル-坡州の約80キロ)▼十分な燃料--という点を挙げた。国防部の当局者は「坡州に墜落した無人機は北側からソウルに入り、また北に戻るところだった」とし「墜落した航空機に残っている燃料を考えれば、十分に北に戻ることができた」と説明した。ペクリョン島で墜落した無人機も坡州のものと同じ色で、当時、近隣地域を哨戒飛行した戦闘機のレーダーなどを分析した結果、北朝鮮から出発したと軍は把握している。

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