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<ACL>ソウル、後半ロスタイムPKで広島とドローに持ち込む

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

1日、ソウルワールドカップ競技場で行われたアジアサッカー連盟チャンピオンズリーグF組第4戦で、サンフレッチェ広島と2-2で引き分けたFCソウル。

FCソウルが「PK三転四起」に成功し、悪縁を断ち切った。

ソウルは1日、ソウルワールドカップ競技場で行われたアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)F組第4戦で、サンフレッチェ広島(日本)と2-2で引き分けた。

ソウルは1-2とリードを許していたが、後半47分にラファエルが劇的にPKを決め、同点に追いついた。F組はセントラルコースト(豪州、2勝2敗)を除いた3チームが1勝1敗2分けで並んだ。ソウルは組3位。


ソウルは前半20分、広島のFW野津田に混戦から先制ゴールを許した。前半振るわなかったソウルは後半にラファエル投入して反撃に出た。ソウルは後半7分、コ・ヨハンのパスを受けた尹日録(ユン・イルロク)が同点ゴールを決めた。

広島の森保監督はけがから復帰した黄錫鎬(ファン・ソクホ)を投入した。黄錫鎬は後半25分、右足ボレーシュートでソウルのゴールネットを揺らした。

後半40分が過ぎると、ソウルの崔龍洙(チェ・ヨンス)監督は焦りを感じながらテクニカルエリアを行き来した。この日敗れればソウルはF組最下位に落ちる危機だった。

しかし後半43分、最初のチャンスが訪れた。広島のDF水本がペナルティボックスで反則を犯し、退場となった。PKまで与えられた。ソウルのキッカーはオスマール。しかしオスマールに自信は感じられなかった。オスマールは先月14日の釜山アイパーク戦でPKを外していた。当時ソウルはオスマールと金珍圭(キム・ジンギュ)がPK2つを立て続けに外し、0-1で敗れた。

釜山戦と同じ悪夢が繰り返されるところだった。オスマールは蹴る直前に一瞬とまどい、放ったシュートはGK林の好セーブに阻まれた。崔監督は頭を抱えた。ソウルとしては今季3連続PK失敗。そのまま電光掲示板の時計も止まった。

しかし幸運の女神はソウルを見放さなかった。後半47分、カタールのファハド・アル・マリ主審はまたソウルのPKを宣言した。広島の選手は激しく抗議したが、アル・マリ主審は判定を覆さなかった。崔監督は今度はラファエルをキッカーに選択した。ラファエルは広島とのアウェー戦に続き、アジアチャンピオンズリーグ2試合連続でゴールを決めた。

崔監督は釜山戦に続き、この日もPKを失敗したオスマールについて「本人が1、2回失敗すれば、それが競技力につながることもある。今後は他の選手を考えなければいけないと思う。いま我々には1ゴール、1勝が必要な時であり、慎重でなければならない」と話した。

一方、広島の森保監督は「我々にはどうしようもできない力が競技に作用した」と述べ、2つのPKに不満を表した。



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