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<NLL砲撃挑発>強まる国際圧力…局面転換狙う金正恩の賭け(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
4月、南北関係の気象図に暗雲が広がった。北朝鮮が「4度目の核実験」言及に続き、31日には西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)南側水域に砲撃を加えたことで、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と北朝鮮国防委員会の「南北関係発展のために積極的に努力する」(2月14日板門店)という合意は白紙となった。

北朝鮮は砲撃前日の先月30日、朝鮮中央通信を通じて、「ペクリョン島の狂った犬たちを丸ごとつぶすべき」「悪魔の巣窟、ペクリョン島を吹っ飛ばそう」と脅迫した。「南朝鮮傀儡海軍の輩が朝鮮西海の我々の水域に不法侵入し、我々の平和的な漁船を強制拿捕し、船員に暴行まで加えたという情報に接した朝鮮の軍隊と人民が復讐に燃えている」としながらだ。先月27日にNLLを侵犯して拿捕され、解放された北朝鮮漁船のことだ。

韓米連合上陸訓練「双竜」の初日に砲撃した点も注目される。北朝鮮は先月21日から東海岸地域でミサイル・ロケット発射を実験したのに続き、平壌(ピョンヤン)北部の粛川一帯から「ノドン」ミサイルを発射し、韓米連合訓練を口実とした。「米国の平壌占領訓練に対抗する」というのが北朝鮮の主張だ。


今回の挑発では、異例にも射撃訓練計画を韓国側に通知したり、射撃中に「正常な砲射撃訓練が進行中」と放送するなど、正当化を図ったりもした。

表面的には韓米軍事訓練への対応のようだが、本質的には核と人権問題で国際社会の対北朝鮮圧力が強まる中、局面を転換しようという金正恩の考えが作用したという分析だ。習近平体制の中国までが圧力を加えると、軍事的な緊張を高め、突破口を用意しようということだ。



<NLL砲撃挑発>強まる国際圧力…局面転換狙う金正恩の賭け(2)

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