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青瓦台「北朝鮮、6カ国協議狙った交渉戦略」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
30日に北朝鮮が追加核実験の可能性を言及したが、外交部の批判声明以外に青瓦台(チョンワデ、大統領府)は対応をしなかった。

北朝鮮の今回の威嚇は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が28日にドイツのドレスデン工科大で「韓半島(朝鮮半島)の平和統一のための構想」を通じて北朝鮮に3大提案(人道的問題の解決・民生インフラ構築・民族同質性の回復)をして2日後に出てきたものだ。

ひとまず青瓦台は、北朝鮮の核威嚇と関係なく対北朝鮮政策を一貫して推進していくという計画だ。


青瓦台の高位関係者は「6カ国協議の雰囲気が熟しつつある状況で、北朝鮮が有利な交渉の立場を占めようとしてやっているのではないか」として「青瓦台がいちいち対応するのは適当ではない」とした。また別の関係者は「昨年の新政権スタート時から北朝鮮は挑発してきており、青瓦台はその時ごとに一貫して対応してきた」として「朴大統領の対北朝鮮構想は、北朝鮮が挑発威嚇を加えてすぐに変わる性格のものではない」と話した。

朴大統領のドレスデン構想が単純に修辞で終わる話ではないという意だ。実際、朴大統領は演説が終わった後ドレスデン工科大総長が「韓半島に統一される日が必ずくるよう祈る」と述べると「その日が来たら全てがドレスデンで始まったことと記憶されるだろう」と応じたと閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官が30日伝えた。朴大統領はドレスデン構想を通じて「韓半島非核化」の原則を守りながらも非核化を南北経済協力の前提条件として提示せず、北朝鮮崩壊論や対北朝鮮制裁のような強硬なイシューには言及しないまま柔軟に接近した。韓国内の進歩勢力の存在まで勘案した実用的アプローチということだ。

特に北朝鮮地域で農業・畜産・山林を共に開発する「複合農村団地」の建設を挙げて統一準備が南北の「ウィン・ウィン」ゲームであることを強調した。これは1970年代の韓国セマウル運動の開発モデルと性格が似ており「北朝鮮版セマウル運動」とも評価された。これを実践するための実務作業や統一準備のためのコントロールタワーとして「青瓦台直属統一準備委員会」の陣容を備えること、「南北交流協力事務所」設置のための下絵を描く作業、非武装地帯(DMZ)内の世界平和公園造成のための青写真準備などは支障なく進められるというのが青瓦台側の説明だ。



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