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習主席がドイツで安倍首相非難…日本反発「非生産的発言」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の対日歴史戦争に習近平国家主席が自ら飛び込んだ。習主席は訪問地であるドイツで日本の南京大虐殺に言及するなど強い言葉を駆使して日本を非難した。日本は駐日中国大使館関係者を呼んで抗議するなど正面反撃に出た。

欧州を歴訪中の習主席は28日(現地時間)夕方、ドイツ・コルベール財団の公開講演で「日本軍国主義が起こした侵略戦争で中国軍人と民間人3500万人が死んだり負傷したりする人間惨劇となった」とし、「このような惨劇の歴史は中国人民にとって骨に刻むほどの記憶を残した」と述べた。習主席は特に「中国南京市を侵略して30万人余りの中国軍と民を殺す前代未聞の惨状を犯した」と強調した。

習主席の言及は、南京虐殺事件が起きた当時、日本軍が侵すことのできない「南京安全区」を作って中国人およそ20万人を保護したドイツ人ジョン・ラーベに対する感謝を示す過程で出たものだ。また、習主席はヴィリー・ブラント元ドイツ首相が残した「歴史を忘却する者は魂の病にかかる」という言葉を引用し、中国にもこれと似た言い伝えがあると説明した。1970年にポーランドのユダヤ人慰霊塔にひざまずきナチスドイツの罪状について謝罪したブラント元首相に言及することで、日本指導者の反省と誠意ある姿勢を促したと読み取れる。


中国の国家主席が国内でなく第3国で日本の侵略史を取り上げ論じたことは非常に異例のことだ。独メディアの報道によると、習主席は当初ドイツ訪問期間中にホロコーストの現場訪問を検討していたが、日程調整の段階で不可能となった。その代わり、習主席は講演での強い発言を通じて日本を圧迫したものと分析される。北京の外交消息筋は「安倍晋三首相在任中には日本と対話しないというのが中国指導部内の雰囲気」と話した。



習主席がドイツで安倍首相非難…日本反発「非生産的発言」(2)

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