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北軍部、朴大統領の3大提案に合わせて対南誹謗

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮軍部が韓国海軍の北側漁船救助および送還措置を「蛮行」と非難し、緊張を高める動きを見せている。

北朝鮮軍総参謀部は28日、官営朝鮮中央通信を通じて、「南朝鮮軍部の好戦者らが我々の漁船を強圧的に拿捕してもてあそぶ乱暴な行為と、亡命を強要しながら加えた非人間的かつ野獣的な蛮行は、絶対に見過ごすことができない」と明らかにした。

北朝鮮の非難は朴槿恵(パク・クネ)大統領が独ドレスデンで北朝鮮住民のための人道的な対北朝鮮支援を含む3大提案を出した時点に合わせて出てきた。このため、朴大統領の対北朝鮮構想に対する平壌(ピョンヤン)指導部と軍部の否定的な雰囲気を反映させたのではないかという解釈が出ている。


総参謀部の報道官は「南側の艦艇が北側水域を不法侵犯した後、銃弾約50発を撃ちながら漁船を拿捕した」とし、韓国海軍が鉄の棒で北朝鮮船員に暴行を加えたと主張した。

韓国軍当局はあきれるという反応だ。機関の故障のため濃霧と強い潮流の中で南側水域に流されてきた漁船を救助した後、戻りたいという住民の意向通り直ちに送還したが、「暴行」を云々する偽りの主張をするのは理解できない、ということだ。

合同参謀本部は27日午後5時30分ごろ、ペクリョン島近隣水域の北方限界線(NLL)を侵犯した船に数回の警告通信および警告射撃などで退去させようとしたが、これに応じないため、午後8時ごろ拿捕した。その後、対南工作容疑がないと判断し、28日午前2時に北側に送還した。

にもかかわらず北朝鮮がこれを口実に西海(ソヘ、黄海)水域で意図的に緊張を高める姿勢だ。総参謀部の報道官は「わが軍隊は南朝鮮海軍の乱暴な連中が犯したぞっとする蛮行に対する代価を必ず受け取ってみせる」と伝えた。





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