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【噴水台】無効票を投じるために投票所に行った大阪市民

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イラスト=キム・フェリョン記者

若いころ、投票を拒否したことがある。投票しても何も変わらないというもどかしさと不条理な政界に対する抵抗の表示だった。投票で最善ではなく次悪を選ぶのは無責任だと信じていた。いま振り返ると、くだらない、幼稚な発想だった。放棄はいかなる場合も抵抗でないという事実を悟ったのは、若さの熱気がやや冷めた後だった。

もちろん投票に参加する今でも疑問がないわけではない。「この人なら国と国民のために私心なく仕事をしてくれるはず」という信頼で一票を行使したことはない。次悪を選んだと信じたが、その人が政治家の公約は空約であることを証明し、党利党略の闘士になる姿を見ることが多かった。このため投票後には「自分の指を抜いてしまいたい」という後悔が押し寄せたりもした。こうした「投票の無力感」が有権者を投票の放棄と後悔の間を行き来させるのかもしれない。

しかし今回、約6万票の無効票が出た大阪市の出直し市長選の結果を見た。新鮮な衝撃だった。無効票を投じるために投票場に行った大阪市民は約6万7500人、全体投票数の13.53%にもなった。


今回の再選挙は当初から橋下徹市長の政治ショーという批判が多かった。彼は前回の選挙で大阪市と大阪府を統合して大阪都にすると主張したが、市議会が反対すると、先月初め、民意を問うとして辞任し、再出馬した。これにかかった選挙費用だけでも6億円。他の主要政党は「橋下の政治ショーに振り回されることはできない」として最初から候補を出さず、無名の無所属候補だけが出馬した。このため結果は橋下の勝利に終わった。

しかしこの選挙の主人公は再選を果たした橋下ではなく、投票に参加して無効票を投じた有権者になった。白紙投票(4万5098票)は2位候補の得票(2万4004票)より多く、残りの約2万票には「ショーをするな」「税金を大切に使え」などのコメントが書かれていた。日本メディアも大きく取り上げた。慰安婦妄言などで日本の右翼の関心を引いた橋下に友好的だった右翼性向の産経新聞までも社説で、今回の選挙は「乱暴すぎた」と非難したほどだ。

今回の選挙は人気がなかった。投票率自体が23.59%と、市民4分の3以上が投票しなかった。しかし投票拒否自体はいかなる教訓も残せなかった。「あなたの行動は間違っている」と警告したのは、無効票を投じるために投票をした市民だった。

「社会を変えたいなら投票するべき」という言葉の意味を彼らは新しい形で見せた。近く地方選挙がある。韓国の有権者も投票を通じて世の中を変える方法について悩んでみる時になったようだ。

ヤン・ソンヒ論説委員



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