イラスト=カン・イルグ。
数字で表れる景気指標はすでに回復傾向に入ったのは間違いないようだ。大韓商工会議所が調査した4-6月期の企業景況判断指数(BSI)は111と、過去3年間で最も高い。BSIが100を超えれば、景気が前期より良くなると予想する企業が多いことを意味する。したがって企業は今年4-6月期の景気を楽観しているということだ。ところが国民が肌で感じる体感景気は依然として「全くよくない」という。どういうことなのか。景気の変化に最も敏感な流通業界と外食業界は今年に入って売り上げがさらに減ったと嘆いている。消費者が財布を開かないということだ。実際、消費者態度指数は2011年1-3月期以降、11期連続で基準値の50を下回っている。消費者は依然として景気回復に対する確信がないということだ。
【コラム】不動産市場沈滞を放置すれば韓国経済の回復は難しい(2)
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