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日本から中国へ、韓流熱風の地図変わる…「新韓流天王」が登場(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

キム・スヒョン、キム・ウビン、イ・ジョンソク(左から)

◆嫌韓を勝ち抜いた「新韓流天王」…どこまで行くか

かつてペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、クォン・サンウ、チャン・ドンゴンら別名「第1世代韓流天王」は、2000年代初期に韓流を導いて特に日本で絶対的な支持を受けた。イ・ジュンギやチャン・グンソクらも韓流1.5世代と呼ばれて日本で猛活躍した。だが今や市場が変わった。3年余り前から日本では反韓流の動きが感知された。チャン・グンソクやキム・テヒなどが大変なデマに苦しめられ、キム・テヒの場合はモデルをつとめていたブランドが現地で不買運動の被害をこうむった。韓流最高スターと呼ばれたKARAや少女時代の人気もつまづいた。

こうした雰囲気の中でエンターテインメント業界が視線を転じたところは中国大陸。中国のエンターテインメント事業規模は業界最高の米国を超えている。映画市場はハリウッドに続き2位の規模だ。ハリウッドの大作がアジアマスコミ試写会に日本を必ず経ていた動きも、次第に中国へと移っている傾向だ。待遇も変わった。中華圏内の韓流スターの広告ギャランティーは国内に比べ1.5倍、多くて2倍以上だ。広告エージェンシーのユン・ソルヒ氏は「ドラマや映画出演料もかなり高くなったが、広告ギャランティーの上昇が目につく」として「イ・ミンホ、キム・スヒョン、チョン・ジヒョンらの広告ギャランティーは10億ウォンから15億ウォン(1年基準)ラインを超えた。『呼び値が買い値』という話まで出てきている」と話した。


では彼らの人気はどれほど行けるだろうか。ソウル総合芸術大学のイ・ホギュ教授は「イ・ミンホ、パク・ヘジン、キム・スヒョンが日本ではなく中国で国民的人気を得ているという事実に注目しなければならない。中国は20年以内に世界経済を支配するほどの大国だ。最近彼らが文化芸術コンテンツ産業に視線を転じながら放送・ドラマなどコンテンツやスターに集中的な関心を注いでいる。こうした時期に韓国のスターが中国に進出して大きな人気を得ているというのは鼓舞的なこと」としながら「特に『相続者たち』や『星から来たあなた』などのドラマは中国の地上波で放映されたことがないのにSNSやインターネットサービスだけでブームを形成した。中国内でオンラインという時代的トレンドをうまく受け入れているということだ。韓国のスター、韓国のコンテンツを中国市場に送り出せる基盤になることができる」と話した。また、「中国の40-50代の女性たちが韓国ドラマの男性俳優らを見て幻想を持つことになった。中国内では扱えない多様な素材と没入度の高いストーリーテリングを武器にしてドラマの主演俳優までトップスターに成長させた。韓国ドラマとスターへの関心は今後も続くものと見られる」と付け加えた。ある芸能界関係者も「アジア圏の韓流は火がついてからいくらも経っていない。最低15年以上を見すえている。日本に進出した支社も次第に中国へ移っている傾向で、中国内の広告市場規模も大きくなっている」と話した。



日本から中国へ、韓流熱風の地図変わる…「新韓流天王」が登場(1)

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