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<大リーグ>柳賢振、天敵アリゾナ戦でシーズン初勝利(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

柳賢振(リュ・ヒョンジン、27、LAドジャース)

柳賢振(リュ・ヒョンジン、27、LAドジャース)が価値あるシーズン初勝利をマークした。

柳賢振は23日、豪シドニークリケットグラウンドで印象的な姿を見せた。最高球速は148キロにとどまったが、低めに制球された直球とチェンジアップ・スライダーが逸品だった。昨年、柳賢振を最もよく打ったアリゾナの打線が沈黙した。

ボールコントロールよりもマインドコントロールが引き立った。ドジャース第2先発の貫禄を感じさせた。柳賢振がクリーンヒットを許したのは1本だけだ。2回二死からカーブを投げ、ジェラルド・パーラーにセンター前に弾き返された。


内野の守備が問題であった。1-0とリードした1回裏二死からポール・ゴールドシュミットの打球を一塁手アドリアン・ゴンザレスが逃した。記録はヒットだが、失策に近いプレーだった。しかし柳賢振の表情は少しも変わらなかった。後続打者マーティン・プラドを三振に仕留め、初回を抑えた。

3-0とリードした4回裏には、先頭打者ゴールドシュミットの打球を二塁手ディー・ゴードンが後逸した。柳賢振は無死一塁から、プラドを138キロの遅い外角直球で見逃し三振に仕留めた。1回に柳賢振のチェンジアップで三振を喫したプラドが、チェンジアップを狙っているのを考慮した配球だった。

ミゲル・モンテロを遊ゴロに打ち取り、併殺打でイニングが終えようとする瞬間、遊撃手ヘルリー・ラミレスが二塁を踏むのが遅れ、走者・打者ともセーフとなった。フィルダースチョイスで一死一、二塁。それでも柳賢振の顔は変わらなかった。淡々と状況を受け入れ、投球に集中した。本塁打打者のマーク・トランボを右翼フライ、パーラーからは三振を奪ってイニングを終えた。



<大リーグ>柳賢振、天敵アリゾナ戦でシーズン初勝利(2)

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