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<大リーグ>柳賢振、豪州でチェンジアップの師に再会(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「先輩、球種を少し教えてください」。「カーブがうまく投げられないって? カーブというのは…」。

物おじしない性格の柳賢振(リュ・ヒョンジン、27、LAドジャース)はほとんどの先輩をヒョン(兄)と呼ぶ。しかし具台晟(ク・デソン、45、シドニー・ブルーソックス)には礼儀正しく「先輩」と呼ぶ。

18日、豪シドニー・クリケットグラウンドで具台晟に会った柳賢振は、ドジャースのチームメートに「この方が私にチェンジアップを教えてくださった師匠」と紹介した。


柳賢振は昨年14勝8敗、防御率3.00をマークし、メジャー最高級投手となった。2010年にハンファ・イーグルスのユニホームを脱いだ具台晟は、豪州に渡り、今でも豪州代表でプレーしている。

3年ぶりに大先輩に会った柳賢振は「カーブが手からよく抜ける」と悩みを語った。柳賢振にとって具台晟はメジャー行きのきっかけを作ってくれた先輩だ。柳賢振がハンファの新人だった2006年2月、具台晟からチェンジアップを習った。

ハンファ(1993-2000)、日本オリックス(2001-2004)、米ニューヨーク・メッツ(2005)という道を歩んできた具台晟は、柳賢振には雲の上の先輩だった。当時、米国から帰国し、所属チームがなかった具台晟は、現代ユニコーンズのキャンプに参加し、ミゲル・ボニヤ・インストラクターからチェンジアップを習った。以前にもチェンジアップを投げていたが、ボニヤを通じて完成したのだ。具台晟は自分に似た左腕投手の柳賢振にチェンジアップを伝授した。

具台晟は「チェンジアップを教えると、柳賢振はすぐに覚えた。1カ月もかからなかった」とし「習得能力も優れているが、新しいことを学んで活用しようという意志がすごかった」と振り返った。

ドンサン高校時代の柳賢振は直球(フォーシームファストボール)とカーブを主に投げた。新しい球種を習得して実戦で武器にするまで少なくとも1、2年かかるが、柳賢振はすぐにチェンジアップを活用した。毎シーズン200イニングほど投げていた柳賢振は、球速を落としてでも打者をだます投球が必要だった。チェンジアップが非常に重要だった。



<大リーグ>柳賢振、豪州でチェンジ䆃ップの師に再会(2)

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