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「消息絶ったマレーシア航空機、航路離脱の痕跡なし」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「まもなくあなたたち(MH370)はホーチミンの管轄域に移る」。

「OK、わかった」。

8日にクアラルンプールを出発し北京へ向かう途中で消息を絶ったマレーシア航空MH370便と管制塔が交わした最後の交信内容が公開された。


12日午前、マレーシア航空が北京市内のホテルで搭乗者の家族のために用意した説明会の席でだ。以下は質疑応答の要旨。

――マラッカ海峡で信号がとらえられたという報道に対する立場は。

「マレーシア政府が公認した情報ではない。だが、すでに捜索範囲をマレーシア全域に拡大した」

――MH370便が航路を離脱したり引き返した痕跡はあるか。

「これを証明する痕跡はない」

――ボーイングが調査チームをマレーシアに派遣した理由は。

「ボーイングが派遣した技術者が海上から回収された油と廃水を調査したが、すべてボーイング777型機のものではないと否定した」

――旅客機が万一ハイジャックされたとすれば航空機の乗務員と関連はあるか。副機長は過去に女性客を操縦室に呼びたばこを一緒に吸ったことがあるとの報道がある。

「われわれは墜落ではなくハイジャック事件で乗客が生きているよう願う。乗務員はすべて厳格な訓練と試験を通過した。インターネットに暴露された事実は現在調査中だ」

説明会の途中である搭乗者の家族は電話の呼び出し音が鳴ったと言及した。さらにマレーシアの国番号である「0060」からかかってきたが受けられなかった電話があったとし、電話番号を航空会社の責任者に渡すこともした。

説明会では中国駐在マレーシア大使が直接質問を受けた。マレーシア航空は搭乗者の家族当たり5人に航空便を提供することにし12日に300人乗りのチャーター機を用意した。



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