11日に公開された687人の最高人民会議の代議員名簿を見ると、張成沢(チャン・ソンテク)の粛清を機に権力が集中していた組織指導部の場合、超延俊(チョ・ヨンジュン)第1副部長、チェ・フィ第1副部長らが代議員に新しく選出された。軍部核心である崔竜海(チェ・リョンヘ)総政治局長、イ・ヨンギル総参謀長、張正男(チャン・ジョンナム)人民武力部長らも全て代議員に名前を上げた。金正恩(キム・ジョンウン)体制スタート後に初めて行われた最高人民会議13期代議員選挙で親衛グループが大挙浮上したことになる。しかし金第1書記の妹キム・ヨジョンをはじめ実兄である金正哲(キム・ジョンチョル)、姉の金雪松(キム・ソルソン)は選出されなかった。叔母である金敬姫(キム・ギョンヒ)党秘書もやはり代議員から排除された可能性が提起されている。12期代議員時は「キム・ギョンヒ」という名前が2回登場したが今回からは1度だけ出てきており同名異人の可能性があるというのが統一部の判断だ。最高人民会議の代議員選挙は、韓国では国会議員選挙のようなものにあたる。
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