高齢の選手は大変だ。後輩と、年齢と、周囲の視線と戦わなければならない。これらすべてに勝ってこそ堂々と競技場に立つことができる。高齢の選手はその存在だけでも多くの人の亀鑑となる。後輩は先輩を見て選手生活のノウハウを学ぼうとする。ファンは彼らの闘志に感動する。苦労して守ったポジションであるだけに、彼らの活躍はよりいっそう輝きを放つ。2014シーズンにも生き残っている韓国・日本・米国プロ野球の最高齢選手をチェックした。
◇LGの柳沢鉉=1971年10月23日生まれ
柳沢鉉(リュ・テクヒョン、43)は2年連続で韓国プロ野球最高齢選手となった。昨年まで一緒にプレーした同じ年齢のチェ・ドンスが引退し、起亜のチュ・ヒャンナムが“独立球団”高陽ワンダーズに移ったことで、単独の最年長選手となった。2011シーズンは李鍾範(イ・ジョンボム)ハンファコーチが最高齢選手だった。
1994年にプロにデビューした柳沢鉉は昨年、防御率3.07、16ホールドをマークした。6000万ウォン(約580万円)だった年俸は1億ウォンに上がった。今季も1軍エントリーが有力だ。競争力が後輩に劣らないからだ。
柳沢鉉は先月2日、阪神と練習試合で1イニングを無失点に抑えた。3打者を連続三振に仕留めて驚かせた。球速は速くないが、制球力と緩急をつけた投球で日本の打者のタイミングを奪った。柳沢鉉は抑えの奉重根(ボン・ジュングン)とともにLGのブルペンを守る左腕投手に選ばれる。これまで899試合出場の柳沢鉉は1000試合出場を目標にしている。来季まで現在の実力を維持すれば達成可能だ。
◇中日の山本昌=1965年8月11日生まれ
1983年に中日に入団した山本昌は今年でプロ31年目だ。宣銅烈(ソン・ドンヨル)起亜監督が中日に移籍した1996年、すでに14年目のベテランだったが、その後も17年間プレーしている。まさに生きた伝説だ。
通算218勝の山本は昨年16試合に登板し、5勝2敗、防御率4.46をマークした。中日球団はシーズン後、山本に「50歳までやればいい」と伝え、2015シーズンまで選手生活を保証した。しかし年俸が4000万円から2000万円にダウンとなった山本は、チームの力になれなければ引退するという考えだ。
山本は6日、教育リーグのオリックス戦に今季初めて実戦登板した。2イニングを無安打無失点(2奪三振)と好投し、期待を高めた。ストレートの最高球速は130キロ台だが、新しい球種のカットボールが威力を発揮した。
山本は1勝さえすれば浜崎真二(元阪急)の最高齢勝利記録(48歳4カ月、1950年)を更新する。山本は「それは超えていかないと、先がない。目標はもうちょっと上」と意欲を見せた。スポーツ報知は「キャンプから2軍で調整中だが、開幕ローテ入りしてフル稼働するつもりだ」と伝えた。
◇LAエンゼルスのラウル・イバニェス=1972年6月2日生まれ
メジャーリーグは最高齢選手が3年連続で入れ替わった。2012シーズンを最後にジェイミー・モイヤー(52)がユニフォームを脱ぎ、昨季後にはマリアーノ・リベラ(45)が引退した。今年の最高齢選手はエンゼルスのイバニェス(42)がバトンを受け継いだ。
イバニェスの闘志は、モイヤーやリベラとは違い外野手という点で輝く。専門家は、投手は年を取っても1イニングほど投げられるが、野手は体力が落ちれば終わりと話す。イバニェスはそのような先入観を破った選手だ。
イバニェスは実際、パワーが落ちていない。41歳だった昨季、シアトルで29本塁打を放ち、チーム内でトップとなった。打点も65点で3位。イバニェスは通算300本塁打のうち273本塁打を30歳以降に打ったという大器晩成型だ。30歳から12年連続で120試合以上に出場するなど体力も維持している。
イバニェスは今季も年齢を忘れさせる活躍を期待させている。5日のテキサス戦ではエースのダルビッシュ有から本塁打を放った。エンゼルスはイバニェスをマイク・トラウト、ジョシュ・ハミルトンとともに中心打線に起用する考えだ。
◇LGの柳沢鉉=1971年10月23日生まれ
柳沢鉉(リュ・テクヒョン、43)は2年連続で韓国プロ野球最高齢選手となった。昨年まで一緒にプレーした同じ年齢のチェ・ドンスが引退し、起亜のチュ・ヒャンナムが“独立球団”高陽ワンダーズに移ったことで、単独の最年長選手となった。2011シーズンは李鍾範(イ・ジョンボム)ハンファコーチが最高齢選手だった。
1994年にプロにデビューした柳沢鉉は昨年、防御率3.07、16ホールドをマークした。6000万ウォン(約580万円)だった年俸は1億ウォンに上がった。今季も1軍エントリーが有力だ。競争力が後輩に劣らないからだ。
柳沢鉉は先月2日、阪神と練習試合で1イニングを無失点に抑えた。3打者を連続三振に仕留めて驚かせた。球速は速くないが、制球力と緩急をつけた投球で日本の打者のタイミングを奪った。柳沢鉉は抑えの奉重根(ボン・ジュングン)とともにLGのブルペンを守る左腕投手に選ばれる。これまで899試合出場の柳沢鉉は1000試合出場を目標にしている。来季まで現在の実力を維持すれば達成可能だ。
◇中日の山本昌=1965年8月11日生まれ
1983年に中日に入団した山本昌は今年でプロ31年目だ。宣銅烈(ソン・ドンヨル)起亜監督が中日に移籍した1996年、すでに14年目のベテランだったが、その後も17年間プレーしている。まさに生きた伝説だ。
通算218勝の山本は昨年16試合に登板し、5勝2敗、防御率4.46をマークした。中日球団はシーズン後、山本に「50歳までやればいい」と伝え、2015シーズンまで選手生活を保証した。しかし年俸が4000万円から2000万円にダウンとなった山本は、チームの力になれなければ引退するという考えだ。
山本は6日、教育リーグのオリックス戦に今季初めて実戦登板した。2イニングを無安打無失点(2奪三振)と好投し、期待を高めた。ストレートの最高球速は130キロ台だが、新しい球種のカットボールが威力を発揮した。
山本は1勝さえすれば浜崎真二(元阪急)の最高齢勝利記録(48歳4カ月、1950年)を更新する。山本は「それは超えていかないと、先がない。目標はもうちょっと上」と意欲を見せた。スポーツ報知は「キャンプから2軍で調整中だが、開幕ローテ入りしてフル稼働するつもりだ」と伝えた。
◇LAエンゼルスのラウル・イバニェス=1972年6月2日生まれ
メジャーリーグは最高齢選手が3年連続で入れ替わった。2012シーズンを最後にジェイミー・モイヤー(52)がユニフォームを脱ぎ、昨季後にはマリアーノ・リベラ(45)が引退した。今年の最高齢選手はエンゼルスのイバニェス(42)がバトンを受け継いだ。
イバニェスの闘志は、モイヤーやリベラとは違い外野手という点で輝く。専門家は、投手は年を取っても1イニングほど投げられるが、野手は体力が落ちれば終わりと話す。イバニェスはそのような先入観を破った選手だ。
イバニェスは実際、パワーが落ちていない。41歳だった昨季、シアトルで29本塁打を放ち、チーム内でトップとなった。打点も65点で3位。イバニェスは通算300本塁打のうち273本塁打を30歳以降に打ったという大器晩成型だ。30歳から12年連続で120試合以上に出場するなど体力も維持している。
イバニェスは今季も年齢を忘れさせる活躍を期待させている。5日のテキサス戦ではエースのダルビッシュ有から本塁打を放った。エンゼルスはイバニェスをマイク・トラウト、ジョシュ・ハミルトンとともに中心打線に起用する考えだ。
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