キム・ヨナ(写真左)とアイスホッケー選手キム・ウォンジュン(右、写真提供=大明尚武のフェイスブック)。
氷上界では2年前から2人の熱愛説が飛び交っていたが所属事務所はこれを否定してきた。高麗(コリョ)大学の先輩後輩である2人は、2012年秋から親しくなっていったという。2010バンクーバー冬季オリンピック以後アイスリンクからしばらく離れたキム・ヨナがリンクに戻り、尚武アイスホッケーチームが創立された時点だ。
国家代表フィギュア選手とアイスホッケー選手は泰陵(テルン)選手村の国家代表スケートリンクを一緒に使う。2種目ともに専用リンクがないので同じ場所で時間を分け合わなければならない。キム・ヨナとキム・ウォンジュンがスケートリンクですれ違う時間はせいぜい数分に過ぎなかった。
2人はスケートリンクの外で初々しい愛を育てた。泰陵の近所の焼き肉店を訪れたり、お互いの誕生日に小さなパーティーを開いたりした。特にキム・ヨナが昨年9月に中足骨(足の甲と足の裏をつなげる骨)の微細骨折で辛かった時、キム・ウォンジュンが頼もしくそばを見守っていたという。
一般人にはなじみが薄いがキム・ウォンジュンは国内アイスホッケー最高のスターだ。2007年に高麗大を卒業後、安養(アンヤン)、漢拏(ハルラ)に入団、2012年に尚武に入団して現在は上等兵だ。アイスホッケー協会関係者は「国家代表チームのエースフォワードで、特に国際舞台に強い。根性が強く大事な瞬間にゴールを決める、サッカーの朴智星(パク・チソン)のような選手」と説明した。またキム・ウォンジュンは身長180センチの堂々とした体格にハンサムな顔まで備え、日本にもかなりのファンがいる。
キム・ヨナの過去の発言を思い起こせば、キム・ウォンジュンからどんな魅力を感じていたのかを察することができる。2010年にMBC(文化放送)の芸能番組に出演したキム・ヨナは「強いふりをする男は良くない。豪快にふるまうとか、おしゃべりな人も好きではない」と話した。虚勢を張る男ではなく、寡黙だが強い『本当の男』が好きだという意味だ。アイスホッケー協会関係者は「キム・ウォンジュンは優しいというわけではないが魅力ある仲間」と明かした。
女王が選んだ相手は「本物の男」だった…キム・ヨナ引退後の規ニュースは“熱愛”(2)
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