朴槿恵大統領(左)と安倍晋三首相。
先に出されたアベノミクスは薬で病気を治すことに例えられる。慢性的なデフレ脱出という症状を治すのが目標だ。物価が下がって企業利益が減り、これに伴い雇用と投資が縮小する悪循環を切るということだ。このために「2本の矢」とばれる為替相場・財政政策を動員した。最初の矢は中央銀行の日本銀行が市中の国債などの資産を買い入れるもので、2本目の矢は公共事業を通じた政府財政支出だ。このために安倍首相は日銀総裁まで交替させる強硬手段を敢行した。市中に資金を放出して実質金利を落とし、資産価格は上げ、円は下げようとした。これを通じて消費・投資・輸出の増加→経済成長率上昇→景気活性化という好循環が現れるのを期待した。目標は2023年に年平均名目国内総生産(GDP)成長率3.0%、2020年までに女性労働参加率73%、農産物輸出1兆円などだ。
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