「毎日緊張しながら暮らすのがストレスだったが、1日1日を楽しみながら安らかに過ごし幸せです」。
フィギュアスケートのキム・ヨナがファンの前でソチ冬季五輪を終えた感想と今後の計画を明らかにした。先月開かれたソチ冬季五輪を最後に現役から引退したキム・ヨナは、「五輪後で何の予定もなく、部屋に閉じこもり個人的なスケジュールをこなしている」と話した。
キム・ヨナは4日、ソウル市内の特設ステージでファンミーティングを行った。ピンク色の上着に黒いトレーニング服姿で登場したキム・ヨナは、「若く見せるために服もさわやかに着て髪も上げた。後輩が一緒にいるのでもっと若く見せたかった」と話し明るく笑った。約50分にわたりトークショー形式で進められたファンミーティングでキム・ヨナは終始明るい微笑を失わなかった。
キム・ヨナはソチ冬季五輪の結果に対する率直な心境も明らかにした。先月20日に終わったフィギュアスケート女子シングルで合計219.11点(ショート74.92点、フリー144.19点)を取り、224.59点を取ったロシアのソトニコワに次ぐ銀メダルを獲得した。内外で依然として判定をめぐる議論は絶えないが、キム・ヨナは毅然と受け止めた。キム・ヨナは「終わったということだけでも気分が良かった。私も人なので金メダルを取れなければ悔しくないだろうかと思ったが、終わってみるとそれほど切実さはなかったと感じられた」と話した。競技直後に涙を流したことに対しても、「悔しくてではなくこみ上げてきたもの。本当にこの時間がきたということが信じられなかった。これまで大変だったことなど我慢してきたものが一度に噴き出した」と明らかにした。
この日キム・ヨナは今後の計画についても言及した。10年後の自身の姿を思い描きながら、「35歳くらいなら結婚も多分しているだろう」と恥ずかしそうに話したキム・ヨナは、「フィギュアスケートは最も自信がある分野だ。どんな仕事をしようとフィギュアスケートは最後まで放さないだろう」とし、今後もフィギュアスケートと関連した仕事をすることを明らかにした。「フィギュアの後輩のための相談員役を務めてはどうだろうか」という質問にもキム・ヨナは「私がこれまで習ったこと、よく知っていることなどを後輩に教えたいと思う。できるところまで助けたい」と話した。
ただ国際五輪委員会(IOC)選手委員出馬に対しては慎重な立場を見せた。キム・ヨナは2012年7月にソチ五輪参加を発表する記者会見の際に、「2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪招致活動をしながらIOC選手委員に対する夢を育てた」として挑戦の意向を明らかにしていた。
しかしキム・ヨナはこの日、「選手委員になるための資格は備えたが100%なれるという保障もない。まだもう少し考えてみなければならない」と話した。フィギュアの振付師、国際審判などに対してもキム・ヨナは「以前はやってみたいと思ったが、いまはそうではない」と話した。
フィギュアスケートのキム・ヨナがファンの前でソチ冬季五輪を終えた感想と今後の計画を明らかにした。先月開かれたソチ冬季五輪を最後に現役から引退したキム・ヨナは、「五輪後で何の予定もなく、部屋に閉じこもり個人的なスケジュールをこなしている」と話した。
キム・ヨナは4日、ソウル市内の特設ステージでファンミーティングを行った。ピンク色の上着に黒いトレーニング服姿で登場したキム・ヨナは、「若く見せるために服もさわやかに着て髪も上げた。後輩が一緒にいるのでもっと若く見せたかった」と話し明るく笑った。約50分にわたりトークショー形式で進められたファンミーティングでキム・ヨナは終始明るい微笑を失わなかった。
キム・ヨナはソチ冬季五輪の結果に対する率直な心境も明らかにした。先月20日に終わったフィギュアスケート女子シングルで合計219.11点(ショート74.92点、フリー144.19点)を取り、224.59点を取ったロシアのソトニコワに次ぐ銀メダルを獲得した。内外で依然として判定をめぐる議論は絶えないが、キム・ヨナは毅然と受け止めた。キム・ヨナは「終わったということだけでも気分が良かった。私も人なので金メダルを取れなければ悔しくないだろうかと思ったが、終わってみるとそれほど切実さはなかったと感じられた」と話した。競技直後に涙を流したことに対しても、「悔しくてではなくこみ上げてきたもの。本当にこの時間がきたということが信じられなかった。これまで大変だったことなど我慢してきたものが一度に噴き出した」と明らかにした。
この日キム・ヨナは今後の計画についても言及した。10年後の自身の姿を思い描きながら、「35歳くらいなら結婚も多分しているだろう」と恥ずかしそうに話したキム・ヨナは、「フィギュアスケートは最も自信がある分野だ。どんな仕事をしようとフィギュアスケートは最後まで放さないだろう」とし、今後もフィギュアスケートと関連した仕事をすることを明らかにした。「フィギュアの後輩のための相談員役を務めてはどうだろうか」という質問にもキム・ヨナは「私がこれまで習ったこと、よく知っていることなどを後輩に教えたいと思う。できるところまで助けたい」と話した。
ただ国際五輪委員会(IOC)選手委員出馬に対しては慎重な立場を見せた。キム・ヨナは2012年7月にソチ五輪参加を発表する記者会見の際に、「2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪招致活動をしながらIOC選手委員に対する夢を育てた」として挑戦の意向を明らかにしていた。
しかしキム・ヨナはこの日、「選手委員になるための資格は備えたが100%なれるという保障もない。まだもう少し考えてみなければならない」と話した。フィギュアの振付師、国際審判などに対してもキム・ヨナは「以前はやってみたいと思ったが、いまはそうではない」と話した。
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