韓国外交部は４日、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官が４～６日（現地時間）にスイスのジュネーブを訪問し、「第２５回国連人権理事会」に参加して日本の慰安婦問題の解決を促す予定だと明らかにした。

尹長官は５日の基調演説で、日本軍の慰安婦問題や北朝鮮人権問題など人権懸案についての韓国政府の見解を明らかにする計画だ。

特に尹長官は、武力紛争の中で強行される性暴行問題の対処のための国連および国際社会レベルの努力を強調し、慰安婦問題が過去に限らず現在も続いている人類の普遍的人権イシューだという点を挙げて、日本がこの問題を解決しなければならないという点を国際社会に訴えるものと見られる。


韓国の外交トップが国連人権理事会に参加したのは２００６年の潘基文（パン・ギムン）長官以後８年ぶりだ。