非定型建築物の大家、ザハ・ハディッドが設計した東大門デザインプラザ(DDP)はUFOに似ている。2009年3月に着工し4840億ウォンが投入されたDDPが21日にオープンする。
ソウル市が3日にDDP運営計画を発表した。市は夜間流動人口が多い東大門商圏と連係し24時間運営することにした。まず上半期には公園とカフェ、広場など市民便宜施設を24時間開放する。深夜時間帯の観光客の安全確保のため24時間対応する総合案内所と5カ所の外郭哨所も設置する。下半期には会社員と観光客を対象にした展示会など、午後7時から深夜0時の時間帯に夜間プログラムを運営する予定だ。深夜0時以降に開かれる公演やファッションショー、深夜映画祭も準備している。
ソウル市はアジアを代表するランドマークとしてDDPを育てる予定だ。1959年に完工しニューヨークを代表する場所になったグッゲンハイム美術館がそのモデルだ。米国の近代建築家フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館は階段のないらせん形で、20世紀の米国を代表する建築物になった。
市は外国人観光客が多く訪れる東大門商圏とDDPをまとめ地域観光スポットにする戦略だ。このため2015年までに東大門周辺に観光ホテル4カ所705室を追加で供給する。DDPと伝統市場を経由するシティツアーバスコースも開発する。さらに空港バス停留所を設置し外国人観光客の便宜を図ることにした。ユン・テヨンDDP協力本部長は、「上半期に便宜施設の試験運営を経た上で、下半期には韓流公演など多様なソフトウェアを追加する予定」と話した。
24時間運営の東大門デザインプラザが21日にオープン(2)
この記事を読んで…