「フィギュアクイーン」キム・ヨナ(24)の名前を取ったスケートリンクの建設、実現されるだろうか。
「キム・ヨナスケートリンク」が再び浮上した。25日、仁川(インチョン)国際空港で開かれたソチ冬季オリンピック選手団の解団式でスポーツ評論家のチェ・ドンチョル氏が「キム・ヨナの名前を取ったスケートリンクを建設するのがどうか」という提案をしたのがきっかけだった。これに対してユ・ジンリョン文化体育観光部長官は「施設の名称をどのようにすべきかは一緒に検討して合意していかなければならない事案だ。ひとまず良い意見だ」と話した。
フィギュア専用にする「キム・ヨナスケートリンク」を作ろうという話は、キム・ヨナの選手時代から何度も出てきた。韓国には現在、フィギュア専用リンクがない。「キム・ヨナキッズ」と呼ばれるフィギュア人口は増えたが、選手たちが思う存分練習できる環境は作られなかった。
キム・ヨナは2012年から泰陵(テルン)国際スケートリンクで練習をしてソチオリンピックに備えた。ここはショートトラック、スピードスケート、アイスホッケー代表チームが順番に使う。一般人にも開放される。フィギュアの練習に集中できる環境ではない。
チョン・ジェウン大韓スケート競技連盟審判理事は「フィギュア不毛の地と変わらない国内環境からキム・ヨナが出てきたのはすごいことだ。しかしキム・ヨナ登場後もフィギュア界の環境は全く良くならなかった。フィギュア専用リンク場がまだ1つもないのは残念なこと」と話した。
キム・ヨナはシニアデビュー序盤まで蚕室(チャムシル)ロッテワールドの室内リンクを借りるなど練習場所を確保するのに苦労した。ロッテワールドではキム・ヨナを見守る一般観覧客が集まって騒がしく応援し、カメラシャッターを押してフラッシュをたいた。キム・ヨナの自叙伝『7分のドラマ』では、ロッテワールドで練習していた当時を回想して「私がここでこうしている時に、ほかのライバル選手たちは自分1人か選手たちだけのリンクで集中して練習しているはずなのに、という気がするととても恨めしくて涙が込み上げてきた」と書いている。
キム・ヨナは2010年10月にG20首脳会議を控えて開かれたイベントで当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領に「フィギュア専用場を1つだけ作っていただけないでしょうか?」と直接提案したことがある。
しかしキム・ヨナスケートリンクを推進した各地方自治体は、莫大な施設管理や建設・運営費用のために全て白紙化した。キム・ヨナの故郷である京畿道軍浦市(キョンギド・クンポシ)は2006年末からフィギュア専用リンクであるキム・ヨナスケートリンクを推進して、2010年に白紙撤回した。軍浦市の1年の予算が3000億ウォンなのに建設予算が1300億ウォンに達したためだ。また2010年8月にフィギュア専用リンク場建設を推進したソウル市が25兆ウォンに達する債務問題のために予算の準備に負担を感じて事業推進2カ月で失敗に終わった。
文化体育観光部はソウル松坡区芳夷洞(ソンパグ・バンイドン)のオリンピック公園近隣敷地に2016年末までに宿泊・商業施設、コンベンションホールなどが含まれたスポーツコンプレックスの建設計画を検討している。今回話が出てきた「キム・ヨナスケートリンク」はこの施設を指している。フィギュア専用リンクなのかまだ断定できず、スケートリンク自体が建てられるかも確定したものではない。
文教体育省関係者は「まだ該当事業は確定もしていない。現在、事業の妥当性を検討する段階なので慎重な立場だ」と明らかにした。それでもキム・ヨナスケートリンクが再び議論されただけに、スケート連盟も乗り出して関連事案を積極的に推進する計画だ。連盟のキム・ジェヨル会長は「連盟トップとして政府と手を握って役に立てるようにしたい」と話した。
「キム・ヨナスケートリンク」が再び浮上した。25日、仁川(インチョン)国際空港で開かれたソチ冬季オリンピック選手団の解団式でスポーツ評論家のチェ・ドンチョル氏が「キム・ヨナの名前を取ったスケートリンクを建設するのがどうか」という提案をしたのがきっかけだった。これに対してユ・ジンリョン文化体育観光部長官は「施設の名称をどのようにすべきかは一緒に検討して合意していかなければならない事案だ。ひとまず良い意見だ」と話した。
フィギュア専用にする「キム・ヨナスケートリンク」を作ろうという話は、キム・ヨナの選手時代から何度も出てきた。韓国には現在、フィギュア専用リンクがない。「キム・ヨナキッズ」と呼ばれるフィギュア人口は増えたが、選手たちが思う存分練習できる環境は作られなかった。
キム・ヨナは2012年から泰陵(テルン)国際スケートリンクで練習をしてソチオリンピックに備えた。ここはショートトラック、スピードスケート、アイスホッケー代表チームが順番に使う。一般人にも開放される。フィギュアの練習に集中できる環境ではない。
チョン・ジェウン大韓スケート競技連盟審判理事は「フィギュア不毛の地と変わらない国内環境からキム・ヨナが出てきたのはすごいことだ。しかしキム・ヨナ登場後もフィギュア界の環境は全く良くならなかった。フィギュア専用リンク場がまだ1つもないのは残念なこと」と話した。
キム・ヨナはシニアデビュー序盤まで蚕室(チャムシル)ロッテワールドの室内リンクを借りるなど練習場所を確保するのに苦労した。ロッテワールドではキム・ヨナを見守る一般観覧客が集まって騒がしく応援し、カメラシャッターを押してフラッシュをたいた。キム・ヨナの自叙伝『7分のドラマ』では、ロッテワールドで練習していた当時を回想して「私がここでこうしている時に、ほかのライバル選手たちは自分1人か選手たちだけのリンクで集中して練習しているはずなのに、という気がするととても恨めしくて涙が込み上げてきた」と書いている。
キム・ヨナは2010年10月にG20首脳会議を控えて開かれたイベントで当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領に「フィギュア専用場を1つだけ作っていただけないでしょうか?」と直接提案したことがある。
しかしキム・ヨナスケートリンクを推進した各地方自治体は、莫大な施設管理や建設・運営費用のために全て白紙化した。キム・ヨナの故郷である京畿道軍浦市(キョンギド・クンポシ)は2006年末からフィギュア専用リンクであるキム・ヨナスケートリンクを推進して、2010年に白紙撤回した。軍浦市の1年の予算が3000億ウォンなのに建設予算が1300億ウォンに達したためだ。また2010年8月にフィギュア専用リンク場建設を推進したソウル市が25兆ウォンに達する債務問題のために予算の準備に負担を感じて事業推進2カ月で失敗に終わった。
文化体育観光部はソウル松坡区芳夷洞(ソンパグ・バンイドン)のオリンピック公園近隣敷地に2016年末までに宿泊・商業施設、コンベンションホールなどが含まれたスポーツコンプレックスの建設計画を検討している。今回話が出てきた「キム・ヨナスケートリンク」はこの施設を指している。フィギュア専用リンクなのかまだ断定できず、スケートリンク自体が建てられるかも確定したものではない。
文教体育省関係者は「まだ該当事業は確定もしていない。現在、事業の妥当性を検討する段階なので慎重な立場だ」と明らかにした。それでもキム・ヨナスケートリンクが再び議論されただけに、スケート連盟も乗り出して関連事案を積極的に推進する計画だ。連盟のキム・ジェヨル会長は「連盟トップとして政府と手を握って役に立てるようにしたい」と話した。
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