俳優キム・スヒョン（２６）が広告界で新しい歴史をつくっている。キム・スヒョンは３０年間ほど“禁男の壁”だった広告界の城壁を崩している。

２０１２年、繊維柔軟剤ピジョン側は発売３５年を迎え、初の男性モデルにキム・スヒョンを抜てきした。当時ドラマ『太陽を抱く月』で最高のスターダムにのし上がったキム・スヒョンをモデルに起用し、主購買層の２０、３０代の女性を引き込んだ。その間、キム・ヘス、スエなど女性モデルを起用してきたピジョン側の新鮮な戦略だ。

２年ぶりにまた女性モデルの壁を崩した。慶南製薬側は２４日、「レモナ（ビタミン剤）発売３１年目に初めて男性モデルとしてキム・スヒョンを抜てきした」と明らかにした。キム・スヒョンは３月初め、レモナの広告撮影を始め、テレビ広告はもちろん、レモナの新しいブランドアイコンとしてさまざまなマーケティング活動を行う予定だ。慶南製薬の関係者は「レモナは発売後、ＩＵ、ＫＡＲＡ、チェ・ガンヒ、キム・ヒョンジュ、チョン・ヘヨン、ハ・ヒラら当代最高の女性スターがモデルとして活動したブランド。キム・スヒョンはレモナの最初の男性モデルとして記録される」と説明した。


広告関係者らは「キム・スヒョンは現在２０代の男性のうち、代わりとなる人物がいない独歩的な存在」とし「若者層だけでなく壮年層にも愛される最高のモデルだ」と口をそろえた。