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「統一大チャンス」は韓国の準備次第(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
年初に「統一大チャンス」という言葉を投げかけた朴槿恵(パク・クネ)大統領が25日、具体的な実行案を提示した。就任1周年を迎えて発表した国民に対する談話で、朴大統領は「大統領直属の統一準備委員会を発足させ、体系的かつ建設的な統一の方向を模索していこうと思う」とし「今はもう韓半島(朝鮮半島)の真の平和と大韓民国の大飛躍を実現するため、新しい韓半島時代を開く統一を準備する必要がある」と述べた。

朴大統領は「ここで韓半島の統一を準備し、南北間の対話と民間交流の幅を広めていく」とし「外交・安保、経済・社会・文化など諸般分野の民間専門家や市民団体など各界各層が参加できるようにし、国民的な統一議論をまとめ、具体的な統一韓半島の青写真を作っていく」と強調した。また「今後、韓半島の平和と統一のための礎石を築き、必ず統一を成し遂げられるよう最善を尽くす」と話した。今後の統一議論を「統一以後」でなく「統一準備」に合わせるという意志を明確にしたのだ。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「『統一大チャンス』に統一以後の希望が込められたとすれば、今日の発言は、その希望を実現するために一つずつ準備しなければならないという統一の準備に傍点が置かれた」とし「統一に対する関心をスローガンではなく具体的なビジョンに現実化させるという意志」と説明した。特に「統一大チャンス」発言後、統一の議論が具体的な各論なくバラ色幻想と抽象的談論に流れる雰囲気が出てくると、普段から「統一は準備が重要だ」と考えてきた朴大統領が統一準備委を通じてこれを推進しようとした、という分析だ。青瓦台の別の関係者は「統一準備委は朴大統領がかなり以前から描いてきた構想」と説明した。

「統一大チャンス」は韓国の準備次第(2)

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