ミスのない演技をしたのにオリンピック２連覇に挫折したキム・ヨナ（２４）が「できることはすべてやった」と語った。

キム・ヨナは競技後に行われたインタビューで「昨日に続き今日もノーミスで終えたので成功裏に終わったと思う、努力した分お見せできたと思う」と暗示した。

点数が惜しいというファンの反応に対しては「今日、ミスはなかったが練習ほど完ぺきでなかった。それでも良い結果を期待したが２位になった」と話し、「私にとって金メダルがそれほど重要でもなかったし、出場に意味があるので満足だ」と淡々と答えた。


圧迫感の中でも良い演技をすることができた秘訣を尋ねるとすぐに「秘訣ということはないと思う、持って生まれた才能もあったし、努力もしたし運も良かった」とし、「色んなことが合わさって良い結果が出たと思う」と話した。

韓国の後輩フィギュア選手たちについては「一緒に出場した二選手（キム・ヘジン、パク・ソヨン）が満足な演技をすることができなくて個人的に残念に思う。それでも大きい競技を経験したということ自体が大きく役立つだろう」としながら「後ろから熱心に見守る」と思いを伝えた。

夜を徹して競技を見守った国民には「深夜に競技をすることになり、みなお休みになれずにいたのに、１等ではなかったができる限り全てお見せできて気分が良いし、感謝している」とあいさつした。

キム・ヨナは２１日（韓国時間）、２０１４ソチ冬季オリンピックフィギュアスケート女子シングルフリーで技術点数（ＴＥＳ）６９．６９点と、構成点数（ＰＣＳ）７４．５０点、合計１４４．１９点を受けた。前日ショートプログラムで受けた７４．９２点との合計で、総点２１９．１１点で銀メダルを獲得した。金メダルはショートプログラムで２位をしたアデリナ・ソトニコワ（１８、ロシア）の手に渡った。



【特集】ソチ冬季オリンピック２０１４