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<ソチ五輪>キム・ヨナが0点とは…「不公正判定」の声

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ヨナが20日(日本時間)、ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルのショートプログラムで幻想的な演技を見せた。キム・ヨナが挑戦する五輪2連覇は女子フィギュアでは珍しい記録。2連覇を達成したのはノルウェーのソニア・ヘニー(1928、1932、1936)とドイツのカタリナ・ヴィット(1984、1988)だけで、キム・ヨナの今回の挑戦に史上3度目の五輪2連覇がかかる。

“フィギュア女王”キム・ヨナ(24)がショートプログラム(SP)で1位になったが、ある審判が加算点項目で0点をつけたことが明らかになり、不公正判定だという声が出ている。

キム・ヨナは20日未明(日本時間)、ロシア・ソチのアイスバーグスケートパレスで行われた2014ソチ冬季オリンピック(五輪)女子シングルフィギュアスケートSPで技術点(TES)39.03点、芸術点(PCS)35.89点の計74.92点で1位になった。

問題は、競技後に国際スケート連盟(ISU)が公開した参加選手30人の点数表で、キム・ヨナのプロトコル(詳細点数表)に0点があるという点だ。この点数はキム・ヨナの2番目のジャンプのトリプルフリップにつけられた。9人の審判中5人が2点、3人が1点を与えた。そして1人の審判がキム・ヨナに0点をつけた。これを受け、キム・ヨナのSP構成要素加算点の実行点(GOE)等級は1.10に低まった。


一方、同じトリプルフリップジャンプを見せたアデリナ・ソトニコワには6人の審判が2点、3人の審判が1点を与えた。このためソトニコワのGOEは1.20となり、トリプルフリップの点数は6.50とキム・ヨナより0.10高くなった。

さらに9人の審判が7つの構成要素につけた63個の点数のうち、キム・ヨナは最高点の3点を9回受けた半面、ソトニコワは14回も受けた。また、キム・ヨナは63個の点数のうち1点を10回受けたが、ソトニコワは6個にすぎなかった。

ホームアドバンテージを背にソトニコワはこの日、技術点(TES)39.09点、芸術点(PCS)35.55点と計74.64点を受け、キム・ヨナに0.28点差の2位につけた。



【特集】ソチ冬季オリンピック2014

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