「キム・ヨナが完ぺきな演技を見せ、オリンピック（五輪）王冠の防衛を始めた」。

米ヤフースポーツは２０日（韓国時間）、キム・ヨナ（２４）のショートプログラム（ＳＰ）の演技を絶賛し、帰ってきた女王の五輪２連覇を予想した。

キム・ヨナはこの日、ロシア・ソチのアイスバーグスケートパレスで行われた２０１４ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子シングルのＳＰで７４．９２点をマークし、１位となった。


米ヤフースポーツは「キム・ヨナが完ぺきな演技を見せ、五輪の王冠防衛を始めた」とし「韓国から来た優れた実力のチャンピオンは今日、五輪史上最も偉大な演技をした」と絶賛を惜しまなかった。

続いて「キム・ヨナのすべてのジャンプは技術的に非の打ち所がなく、信じがたいほど優雅だった。着地も羽毛のように軽かった」とし「ロシアのホームファンはユリア・リプニツカヤが１位になることを望んだが、キム・ヨナの演技を見た後、喝采を送らないわけにはいかなかった」と伝えた。また「リプニツカヤ、浅田真央、コストナーらはライバルのキム・ヨナの素晴らしい演技を見た後、頭を悩ませたはず」とし「最も難しい演技で最高点を受けたキム・ヨナはほとんど崩れないようだ」と評価した。

米スポーツ専門局ＥＳＰＮは「ディフェンディングチャンピオンのキム・ヨナがリプニツカヤの挑戦を振り払い、ＳＰ１位になった」とし「キム・ヨナは自分を抑えつける大きな緊張を乗り越え、７４．９２点という高い点数を出した」と伝えた。

元カナダ男子フィギュアスケート代表のエルビス・ストイコはツイッターで、「キム・ヨナのスピード、演技の流れ、優雅さは断然トップ。彼女は本当に驚くべき選手」とし「想像もできないプレッシャーの中で彼女は最高の演技を見せた」とコメントした。



【特集】ソチ冬季オリンピック２０１４