“フィギュア女王”の出撃の準備が終わった。

キム・ヨナは１８日（日本時間）、ロシア・ソチのスケートトレーニングセンターで午後の練習を終えた後、「頑張って準備してきた。早く競技の日が来ればいい」と述べ、ソチ冬季オリンピック（五輪）への意気込みを表した。

この日午前にアイスバーグスケートパレスでショートプログラム（ＳＰ）の演技を点検したキム・ヨナは、スケートトレーニングセンターでフリーの曲「アディオス・ノニーノ」に合わせて練習した。キム・ヨナは「他の大会とそれほど違う点はない。頑張って準備してきたので、早く競技の日が来ればいい」と期待を表した。その一方で「フィギュアは変数が多いので誰にも分からない。負担を感じず集中することが重要だ」と警戒心を表したりもした。


キム・ヨナはバンクーバー冬季五輪に続いて２連覇に挑戦する。キム・ヨナは「多くの人たちが４年前のバンクーバー五輪と大会が同じという理由で多くの比較をする。その時と今を比較することはできない。当時がもう少し全盛期だった。今も当時のような実力を得るために努力している」と話した。

キム・ヨナは今回のプログラムの難度についても「毎シーズンそうであるように、昨季のプログラムのことは考えない。ただ今季のプログラムだけに集中している。難しい点もあるが、大きく異なる点はない。新しいプログラムの振り付けを受ければいつも適応するのに苦労するし、慣れるまで時間がかかる」と述べた。

キム・ヨナはＳＰで第３組の５番目に登場する。第５組の浅田真央（日本）やユリア・リプニツカヤ（ロシア）とは違う組だ。これに関しキム・ヨナは「２０１３年世界選手権大会でもＳＰで競争者とは一緒でなかった。ウォーミングアップをする時、競争者が一緒にいれば雰囲気が違う。そうではないのはむしろ有利だと思う」と語った。



【特集】ソチ冬季オリンピック２０１４