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<エジプトのバス爆弾テロ>旅行制限指定を無視する業界…年間2万人の韓国人が巡礼地へ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

忠北鎮川中央教会は17日午後、エジプト爆弾テロで死亡したキム・ホンヨルさんの焼香所を設けた。キムさんの二女ユン・スヒさん(35)が教会に入っている。

エジプト・シナイ半島で発生したバス爆弾テロで韓国人3人が死亡した翌日の17日。この日も韓国人4チーム・98人がエジプトとイスラエルを訪問する聖地巡礼に出発する予定だった。

しかし事故が伝えられると、計画を全面修正した。1チームはエジプトに行くものの、シナイ半島は除き、カイロのみを訪問することにした。2チームはエジプトを日程から除いた。1チームは旅行自体をキャンセルした。

エジプトを通る聖地巡礼コースにはシナイ山が含まれる。ここはモーセが神から十戒を授かったところだ。シナイ半島は代表的なテロ危険地域だ。2011年にムバラク政権が崩壊、昨年ムルシ政権が失脚し、イスラム武装勢力の新たな拠点となった。現地情勢が不安定となり、外国人観光客は減っているが、韓国人は依然として多くの人が訪れている。エジプト観光庁によると、昨年約2万3000人の韓国人がここを訪問した。


エジプトで現地旅行会社を経営するオさんは「シナイ山に入る巡礼客の90%が韓国人」とし「以前は南アフリカ・ドイツから来る人も多かったが、エジプト革命後は自制している状況」と伝えた。

しかし旅行業界の聖地巡礼商品の販売は中断されていない。聖地巡礼を専門とするA旅行会社の関係者は「会社の立場では聖地巡礼者が主な収入源となっているため、手を触れないのが不文律」とし「来月も続ける可能性がある」と話した。B旅行会社は「早ければ来月3日に出発する」とし「1カ月ほど経てばテロの余波も落ちつくだろう」と語った。



<エジプトのバス爆弾テロ>旅行制限指定を無視する業界…年間2万人の�国人が巡礼地へ(2)

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