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【噴水台】ソチで響くキム・ヨナの祈り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イラスト=キム・フェリョン記者。

人々は長く、美の判断基準が学習されるものだと信じていた。容貌を判断する目が赤ん坊の頃にはないが、成長する中で文化の伝達を通じて生まれるということだった。

米国の心理学者ジュディス・ラングロワ(Judith Langlois)が1987年にその通念を破った。乳児にハンサムな顔とそうでない顔の写真を見せたところ、ハンサムな顔をより長く見つめていたとのことだ。乳児はまたハンサムな顔の仮面をかぶった人と遊ぶ時はよりうれしそうに遊びに没頭し、ストレスをあまり受けずに拒否反応もあまり示さなかったという(デイビッド・バス『欲望の進化』)。子供も大人も見る目は1つだということだ。

美しさに引かれるのは人間の本能に近いということだが、今回のオリンピックを見ても本当にそのように思える。競技結果に関係なく、美男美女の選手たちが人々の注目を浴びているのを見ればということだ。だからだろうか、競技以外の部分に関心がある選手たちもなくはない。ロシアの美人女子スケート選手の1人は、充分とは言えない記録で決勝ラインを通過するやいなや、フードを脱いで長いストレートヘアをなびかせるパフォーマンスをして思わず転んでしまった。その時に氷が深くえぐられたせいで進行を中断してトラックを補修しなければならなかった。いわれのない次の番の選手だけがペースを失って競技を台無しにしてしまった。


そこでさらに目立って見えるのが韓国のキム・ヨナだ。世界チャンピオンの実力と芸術性は言うまでもなく、美しい顔と優雅なスタイル、どれ1つとして欠点を探せない。しかし彼女の本当に美しさは別のところある。飛び交っていた笑い話が物語っている。「キム・ヨナの最大の強みはメンタルで、最大の弱点は国籍だ」。フィギュア不毛の地・韓国のジュニア選手として無視や不公正判定などの悲しみを多く体験した彼女だ。そのような悪条件をメンタルで勝ち抜いてきたし、その時ごとに彼女のメンタルはより一層強くなった。

キム・ヨナのメンタルの同義語は、「毅然とする」ということだ。昨年、NBCとインタビューをした時だ。バンクーバーオリンピックで涙を流した理由を司会者が尋ねた。「もうみな終わったという思いで」という返事は、司会者を満足させることができなかった。「金メダルが見えたためか」と誘導したが、キム・ヨナの返事は終始一貫していた。「全て終わったと思ったら涙が出た」。

それこそ「尽人事待天命」(人事を尽くして天命を待つ)のキム・ヨナ式の表現だ。「元気にここに立てられるようにして下さってありがとうございます」という競技開始前の祈りがそこに表れている。ほかの人々のように「失敗なくうまくできますように」とは違うのだ。

最善を尽くすことができるだけでも有難いことで、最善を尽くすだけで美しいのだ。そんなキム・ヨナが数日後になれば、本当にあらゆる事を終える。彼女は再び最善を尽くすだろうし、毅然として天命を待ち、感激の涙を流すだろう。

また、その美しい姿に世界の人々は歓喜の拍手を送るだろう。その拍手に『オデッセイ』に出てくる一節を加えたい。「生きている間に自分の手と足で勝ち取ったものより光栄なものはない」。

イ・フンボン国際部長



【特集】ソチ冬季オリンピック2014

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