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【寄稿】統一は夢見て準備しなければ来ない=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今年はベルリンの壁が崩壊して25周年だ。ドイツは現在G8であり欧州最強の中心国として国際平和に寄与する模範国に変貌した。これに対し韓国は来年には分断70年を迎える。世界唯一の分断国家として歴史上最も長い歳月にわたる休戦体制下に暮らしており、最も人道主義的事案である離散家族の再会すら制度化することができずにいる。

よく1989年のベルリンの壁崩壊とドイツ統一を突然起きた事件のように見ようとする傾向がある。しかしドイツ統一は統一の夢を持ち外部環境を有利に主導していくなど徹底的に準備した結果だった。韓国の環境は統一当時のドイツの状況に比べさらに難しい側面がある。最近朝鮮半島と北東アジア情勢の不確実性は冷戦終息後いつになく大きくなっている。韓国社会内部的には統一に対する無関心を超え統一悲観論まで提起されている実情だ。

1月に大統領が新年記者会見で「統一大チャンス論」を話題として投げかけたのに続き、ダボス会議で「統一は韓国にも周辺国にも大当たり」と宣言したのはこうした状況を念頭に置いたものだ。実際に朴槿恵(パク・クネ)政権は発足時時から国民幸福の延長線上に朝鮮半島構成員全員の幸福を対北朝鮮および外交政策の核心ビジョンとして提示した。


この1年間努力してきた結果、朝鮮半島の将来に対する周辺国の見方が大きく変わり、いまや統一を議論できる雰囲気が醸成されている。昨年の韓中首脳会談で習近平主席は「韓民族の念願である平和統一実現を支持する」と述べた。ロシアのプーチン大統領は「強力な統一韓国の域内での役割」に対する期待を表明した。こうした変化は主要国との成功的な首脳会談と朝鮮半島信頼プロセス、東北アジア平和協力構想、ユーラシアイニシアチブのような政策を重層的に推進した結果でもある。



【寄稿】統一は夢見て準備しなければ来ない=韓国(2)

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