ロシアのフィギュアスター、イリーナ・スルツカヤ氏がキム・ヨナ（２４）と浅田真央（２４、日本）のソチ冬季オリンピック正面対決について「興味深い対決が繰り広げられるだろう」と展望した。

ソチ冬季オリンピック副選手村長をつとめるスルツカヤ氏は４日（日本時間）、ソチのコースタルクラスターのオリンピック選手村国旗広場で開かれた韓国選手団の入村式に参加した後、韓国取材陣と会った。この場でスルツカヤ氏は、キム・ヨナと浅田真央の正面対決に言及した。スルツカヤ氏は２００２年ソルトレイクシティオリンピックでフィギュア女子シングルの銀メダル、２００６年トリノオリンピックでは銅メダルを取ったロシアの看板フィギュア選手だった。

スルツカヤ氏は「キム・ヨナはすごい選手だ。オリンピック２連覇の可能性も充分だ」としながらも浅田真央への関心ものぞかせた。彼女は「（今回のオリンピックは）キム・ヨナと浅田真央の争いになるようだ。とても興味深い対決が繰り広げられると思う」と明らかにした。彼女は「キム・ヨナと浅田真央はともに演技もうまく力がある」としながら「キム・ヨナは４年前のオリンピックチャンピオンだったし、浅田真央は２位だった。そして再会した。それがとても興味深い。２人とも並みはずれて高い位置にいる。誰も近づけない」と話した。


一方、自国選手については冷静な評価を下した。ロシアはユリア・リプニツカヤ（１６）、アデリナ・ソトニコワ（１８）ら１０代の新鋭選手らが今回のオリンピックに参加する。しかしスルツカヤ氏は「ジャンプが上手な選手たちだ。しかしまだ幼くてキム・ヨナ、浅田真央と比較することは難しい」と話した。





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