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放射能の恐怖押さえた円安、中国人が新宿でブランド品買い占め(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国人観光客が東京・銀座の通りを埋め尽くしている。昨年12月に中国人観光客は1年前より84.8%増えた。「爆買い」という言葉ができるほどお金も多く使う。

放射能の恐怖なんてあったのだろうかと思うほどだった。日本の一匹狼な外交もすべて忘れたようだ。「韓国に行こうとしたが日本に目的地を変えた」という観光客までいた。1日午後、東京・新宿の通りは恐怖と横暴を忘れた「日本ファン」でいっぱいだった。バスから下りた中国人観光客100人余りが新宿の中古ブランド専門店「コメ兵」に入ると、すぐに「倉庫から在庫を持ってきて下さい」という従業員の叫びがあちこちで聞こえた。1個30万~50万円するシャネルやルイ・ヴィトンのバッグも飛ぶように売れた。ある従業員は、「数カ月前から中国人観光客が来るようになり、在庫が底をつくほどまとめて買っていく」と話した。新宿駅周辺のブランドショップも中国人で大盛況だ。昨年中国人観光客が日本で使ったお金は1人当たり11万58円だ。米国人の2万5482円に比べ4倍水準だ。

中国人だけでない。コメ兵に近い銀蔵で会ったインドネシアの親子は韓国語を話した。韓流に魅了され30代の娘と60代の父は韓国語の勉強をしていた。しかし彼らはソウルではなく東京に観光に来た。娘は韓国語で「韓国に行こうとしたが考えが変わった。日本が韓国より買えるものも見るものも多いため」と話した。「円安で価格が安くなったのも魅力的」と付け加えた。トラベルズー・ジャパンの武藤友木子社長は、「最近中国と香港、台湾で所得5万ドル以上の富裕層を対象に最も行きたい国を調査した結果、日本が昨年の10位から1位に跳ね上がった」と話す。

放射能の恐怖押さえた円安、中国人が新宿でブランド品買い占め(2)

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