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<フィギュア>キム・ヨナは“無心”…ソチ選手団のイメージ トレーニング法は?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

キム・ヨナ(24)。

オリンピック(五輪)で最高の技量ほど重要なのがメンタルだ。いくら実力があっても、当日のメンタルトレーニングがうまくいかず、結果を出せない選手も少なくない。2014ソチ冬季オリンピック(五輪)の開幕が迫り、選手たちの心理トレーニングもより細かくなっている。

◆無心トレーニング

“フィギュア女王”キム・ヨナ(24)は無心の姿勢で、現役最後となる、2度目の五輪の舞台を準備している。キム・ヨナは先月15日のメディアデーで、「ソチ五輪はただ、私にとって最後の五輪大会にすぎない」と述べ、大きな意味付けをしなかった。“ライバル”浅田真央(24、日本)との関係や結果にこだわるよりも、自分との戦いに集中している。


キム・ヨナは「すでに私は4年前のバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得している。一度経験しているだけに、私は自分がすることだけに集中しようと思っている」と述べた。このようなキム・ヨナの無心法はソチ冬季五輪が終わるまで続く見込みだ。

“スピードスケート女帝”イ・サンファ(25、ソウル市庁)もクールに五輪を準備している。イ・サンファは風邪をひいたり、氷の質が悪くても、状況をそのまま受け入れ、自分のレースにだけ集中している。イ・サンファは2日(日本時間)、オランダ・ヘレンベーンで開かれたオランダオープン女子500メートルでも37秒75という記録で1位になった。イ・サンファは「私のライバルは自分自身。私しだいで五輪の結果も変わるだろう」とし、マインドコントロールに集中している。

イ・サンファには自分なりのマインドコントロール方法がある。イ・サンファは競技5分前に最大限に集中し、雑念を取り払う。バラードのような音楽は聴かず、できるだけ楽しむ気持ちでレースを準備する。スケート連盟のキム・グァンギュ専務理事は「イ・サンファは経験を積みながら、自分なりのコントロール方法を身につけた。それが世界トップを維持している秘訣」と話した。

イ・サンファの親友のモ・テボム(25、大韓航空)は前向きな姿勢で2度目の五輪を準備している。モ・テボムは「できるだけ楽しむ気持ちで五輪に出ようと思う。そう考えているので最近は練習がとても楽しい」と話した。

スピードスケート代表チームのケビン・クロケット・コーチは「イ・サンファ、モ・テボムの最大の強みは、どのようなプレッシャーの中でも自分をコントロールできるという点。このため五輪での期待が大きい」と述べた。

◆細心にジンクスチェック

半面、五輪前に細心の注意をする選手もいる。モーグルスキーの看板チェ・ジェウ(20、韓国体育大)はコンディション管理のため他人が使うコップを使わない。チェ・ジェウは「風邪をひいてはいけないという意味もあるが、ただ、自己管理を徹底したいのでそうしている」と話した。

また2時間半ほど最大限に集中力を発揮しなければならないカーリング代表の女子主将キム・ジソン(27、京畿道庁)は、普段から心理トレーニングの本を見ながらイメージトレーニングをしている。キム・ジソンは「心理トレーニングの本を一日に2時間ほど読みながら、瞬間的に集中力を高める方法を学んでいる」と語った。

カーリング代表の最年長シン・ミソン(36、京畿道庁)は「普段から表彰台に立つ姿を頭の中に描いている。そうすることで自信をさらに高めている」と語った。



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