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<大リーグ>田中の契約後に冷え込んだ投手移籍市場、尹錫ミンへの影響は?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

尹錫ミン(ユン・ソクミン)。

日本人投手・田中将大(26、ニューヨーク・ヤンキース)の契約後、メジャーリーグ投手の移籍市場が急速に冷え込んでいる。米国進出を狙っている尹錫ミン(ユン・ソクミン、28、元起亜)には有難くない状況だ。

21日(日本時間)、メジャーリーグ公式ホームページ(MLB.com)は「田中の契約後、ドミノのように契約が続く」と予想していた。田中の契約が完了した後、他の投手の移籍が本格化するという意味だった。実際、ポスティングシステムでメジャー進出を狙った田中に少なくとも7チーム以上が関心を見せた半面、市場に出てきたその他のFA(フリーエージェント)投手は停滞状態となった。尹錫ミンも同じだった。まずは田中を狙おうという雰囲気が形成された。

しかし22日に田中の移籍先がヤンキースに決定した後にも、期待に反し、移籍市場は活発に動いていない。27日にミルウォーキーと契約したマット・ガーザ(31、元テキサス)は4年・5000万ドルでサインした。活躍によっては契約期間が5年に増え、総額も6700万ドルまで上がるが、今季の年俸が1025万ドルである点を考えれば予想を下回るレベルだ。


アービン・サンタナ(32、元カンザスシティー)は現在、ガーザより低い金額で話が出ている。CBSスポーツは27日、「サンタナは3年・4000万ドル以上で契約するのは不透明」と伝えた。昨年11月、サンタナの代理人ビーン・ストリングフェローとジョー・ホワイトが5年・1億ドル以上の契約を期待していたが、条件はその半分となっている。

昨年13勝9敗、防御率3.30をマークし、再起に成功したウバルド・ヒメネス(30、元クリーブランド)は1年短期契約後、来季またFAを狙う方法を考えている。それだけ希望する条件が出ていないということだ。

スポーツ専門チャンネルESPNが評価したFA投手ランキングでガーザは6位、サンタナは3位、ヒメネスは2位だった。1位の田中に続いて“大魚級”に分類されたが、誰もジャックポットは手にしていない。投手のうち16位の尹錫ミンに対する価値が上がらない状況だ。

メジャーリーグ専門家のソン・ジェウMBC SPORTS+解説委員は「メジャーは野手が年俸をより多く受ける雰囲気。最高年俸は結局、投手ではなく野手に回る」とし「しかし尹錫ミンに対する現地の目は以前も今も変わらない。少ない年俸で効率的に起用できる投手という評価がある」と話した。



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