首脳外交が自然な流れで作用したのが韓国の防空識別圏(KADIZ)拡大決定だ。米中間で均衡を維持し、国益を極大化したという評価を受けているKADIZの設定は、日米中など周辺国と大きな摩擦を招きかねない懸案だったが、国内外の懸念にもかかわらず混乱なく決着させた。
朴大統領は10日、ブルームバーグのインタビューで、「防空識別圏宣言で北東アジアの緊張が生じたのも事実だが、その間中国と発展させてきた信頼があったし、米国・日本との緊密な協議を通じて危機を賢く克服することができた」と評価した。
今年からロシアとビザ免除協定が発効したのも首脳外交の成果に挙げられる。李明博(イ・ミョンバク)政権当時にやや疎遠になった韓露関係は、朴大統領が昨年11月のプーチン大統領の訪韓に合わせて「ユーラシア・イニシアチブ」をあらかじめ出したことで、距離感が狭まった。
今回のインド国賓訪問では、9年間遅々として進まなかったポスコのインド・オリッサ州製鉄所建設プロジェクト問題が解決した。スイスでは国内マイスターと卒業者の留学の道が開かれる成果を出した。
キム・ヒョンウク国立外交院教授は「あちこちで昨年の朴大統領の首脳外交が成果として表れている」とし「ただ、韓日関係において日本の非常識な動きには強く対応しなければならないが、韓日中の三角協力が弱まれば中国が韓国を眺める戦略的な必要性が減る可能性もある」と指摘した。
◆朴大統領、新年最初の海外歴訪終え帰国=朴大統領は7泊9日間のインド・スイス国賓訪問を終え、23日に帰国した。朴大統領は新年最初の海外歴訪で、国内企業の海外進出を助け、グローバル企業の最高経営責任者(CEO)と相次い対話し、22日の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)では創造経済と南北統一の重要性について演説した。
安重根記念館、オバマ慰安婦法署名…朴槿恵の外交成果(1)
朴大統領は10日、ブルームバーグのインタビューで、「防空識別圏宣言で北東アジアの緊張が生じたのも事実だが、その間中国と発展させてきた信頼があったし、米国・日本との緊密な協議を通じて危機を賢く克服することができた」と評価した。
今年からロシアとビザ免除協定が発効したのも首脳外交の成果に挙げられる。李明博(イ・ミョンバク)政権当時にやや疎遠になった韓露関係は、朴大統領が昨年11月のプーチン大統領の訪韓に合わせて「ユーラシア・イニシアチブ」をあらかじめ出したことで、距離感が狭まった。
今回のインド国賓訪問では、9年間遅々として進まなかったポスコのインド・オリッサ州製鉄所建設プロジェクト問題が解決した。スイスでは国内マイスターと卒業者の留学の道が開かれる成果を出した。
キム・ヒョンウク国立外交院教授は「あちこちで昨年の朴大統領の首脳外交が成果として表れている」とし「ただ、韓日関係において日本の非常識な動きには強く対応しなければならないが、韓日中の三角協力が弱まれば中国が韓国を眺める戦略的な必要性が減る可能性もある」と指摘した。
◆朴大統領、新年最初の海外歴訪終え帰国=朴大統領は7泊9日間のインド・スイス国賓訪問を終え、23日に帰国した。朴大統領は新年最初の海外歴訪で、国内企業の海外進出を助け、グローバル企業の最高経営責任者(CEO)と相次い対話し、22日の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)では創造経済と南北統一の重要性について演説した。
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