韓国政府は17日、統一部報道官の論評で、「北が事実を歪曲し、根拠のない主張で世論を糊塗している」と批判した。前日、北朝鮮国防委員会がいわゆる「重大提案」を通じて、南北相互間の誹謗・中傷と軍事敵対行為を全面中止しようと提案してきたことに対する反応だ。
金章洙(キム・ジャンス)青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保室長が主宰した安保関係長官会議(16日夜)の結論は、「過去の挑発行為に対する責任ある措置を先に取るべき」という内容だった。このように断固たる対北朝鮮批判を政府が出したのは、北側の提案を偽装平和攻勢と判断したからだ。
まず、相互誹謗の中断を主張した北朝鮮の言葉と行動が異なる。朴槿恵(パク・・クネ)大統領に「父(故朴正煕大統領)と同じ運命を迎えるだろう」という極言を浴びせるなど、北朝鮮は当局の主導で非難攻勢を行ってきた。金義道(キム・ウィド)統一部報道官は「わずか2週間前、金正恩(キム・ジョンウン)が新年の演説で誹謗の中断を話したが、その後も北側の非難は続いた」と指摘した。
2つ目、核問題も二重の態度を見せた。国防委は「我々の核武力は決して同族を恐喝して害するための手段ではない」と述べた。しかし昨年2月の3度目の核実験後、金正恩が前面に出て「敵陣を刈ってしまえ」と挑発した。「ソウル・ワシントンを火の海にする」と言いながらソウル駐在外国人に避難を勧告し、同族には「無事でない」と脅迫したのが、金正恩が責任者である国防委と最高司令部だった。にもかかわらず北核を「民族共同の宝剣」などと云々する北朝鮮の主張は矛盾しているというのが当局の言葉だ。
3つ目、北朝鮮の提案の意図が、毎年行われる防御レベルのキーリゾルブ・トクスリ韓米軍事演習の中断要求に合わされている点だ。北朝鮮が2月末に始まる軍事演習を先制的にイシュー化しているということだ。
米国も北側の提案を一蹴し、韓米軍事演習を予定通りに実施することを明確にした。カーニー大統領報道官は16日(現地時間)の定例記者会見で、「韓米関係は非常に強固だ」とし「それだけに韓国との軍事的関係や訓練は全く変更することがない」と述べた。
金章洙(キム・ジャンス)青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保室長が主宰した安保関係長官会議(16日夜)の結論は、「過去の挑発行為に対する責任ある措置を先に取るべき」という内容だった。このように断固たる対北朝鮮批判を政府が出したのは、北側の提案を偽装平和攻勢と判断したからだ。
まず、相互誹謗の中断を主張した北朝鮮の言葉と行動が異なる。朴槿恵(パク・・クネ)大統領に「父(故朴正煕大統領)と同じ運命を迎えるだろう」という極言を浴びせるなど、北朝鮮は当局の主導で非難攻勢を行ってきた。金義道(キム・ウィド)統一部報道官は「わずか2週間前、金正恩(キム・ジョンウン)が新年の演説で誹謗の中断を話したが、その後も北側の非難は続いた」と指摘した。
2つ目、核問題も二重の態度を見せた。国防委は「我々の核武力は決して同族を恐喝して害するための手段ではない」と述べた。しかし昨年2月の3度目の核実験後、金正恩が前面に出て「敵陣を刈ってしまえ」と挑発した。「ソウル・ワシントンを火の海にする」と言いながらソウル駐在外国人に避難を勧告し、同族には「無事でない」と脅迫したのが、金正恩が責任者である国防委と最高司令部だった。にもかかわらず北核を「民族共同の宝剣」などと云々する北朝鮮の主張は矛盾しているというのが当局の言葉だ。
3つ目、北朝鮮の提案の意図が、毎年行われる防御レベルのキーリゾルブ・トクスリ韓米軍事演習の中断要求に合わされている点だ。北朝鮮が2月末に始まる軍事演習を先制的にイシュー化しているということだ。
米国も北側の提案を一蹴し、韓米軍事演習を予定通りに実施することを明確にした。カーニー大統領報道官は16日(現地時間)の定例記者会見で、「韓米関係は非常に強固だ」とし「それだけに韓国との軍事的関係や訓練は全く変更することがない」と述べた。
この記事を読んで…