米航空母艦配置。
ジョージ・ワシントン艦とロナルド・レーガン艦は2つとも太平洋艦隊の所属だ。それだけにジョージ・ワシントン艦が当分の運用を中断にともなってできる空白を埋めるため米海軍は大西洋艦隊所属の別の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を太平洋艦隊所属に変えてサンディエゴに移動配置する。米国が現在、世界で運用中の航空母艦は計10隻だ。結果的に整備のため抜ける太平洋艦隊所属の航空母艦を補充するために、大西洋艦隊で1隻を除いて太平洋艦隊に移動させることになる。
米海軍は報道資料で「今回の措置はインド-アジア-太平洋につながる地域の安定のために最も優秀な空母を配置するもの」と明らかにした。南シナ海と東シナ海で中国との対立を生じさせている状況を考慮した決定だという意味だ。オバマ大統領は2012年にアジア軍事力再配置計画を発表して、米海軍戦力の60%をアジア・太平洋地域に集中させると予告していた。
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