ヒディンク氏(左)、ドゥ・シャティニエル氏(右)。
ヒディンク氏は9日、入院中のソウル論硯洞のソウルJS病院を訪ねた“愛弟子”洪明甫監督を相手に、代表チームを率いる方法について“ワンポイントレッスン”をした。7日にサッカー韓国代表チームの主治医ソン・ジュンソプ博士の執刀で変形性関節症がある右膝の手術を受けたヒディンク氏は、病床であるにもかかわらず、弟子のために指導ノウハウを惜しみなく伝えた。
2人の指導者は昨年9月と11月に行われた韓国代表のスイス戦(2-1勝)、ロシア戦(1-2敗)の映像を一緒に見ながら、1時間以上も話を交わした。この席でヒディンク氏は代表チームに対し「集中力向上」の必要性を提起した。
見舞いの直後に取材陣に会った洪監督は「すべて明らかにするのは難しいが、ヒディンク監督からいろいろと意味のある助言を聞いた」とし「特に『集中力のレベルがやや落ちるようだ。瞬間的に集中力が落ちた状況で相手にチャンスを許す場面がよく見られる』という指摘を受けた」と話した。続いて「現在の代表チームの状況とそれに対する私の判断についていくつか質問をし、ヒディンク監督から答弁を聞いた」とし「私の考えとほとんど一致し、自信を得た」と満足感を表した。
<サッカー>ヒディンク氏「韓国、瞬間集中力を高めろ」…洪明甫監督にアシスト(2)
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