朴槿恵大統領が6日に新年の記者会見を行った。昨年2月の就任後初めての内外信記者会見だ。朴大統領はこの日初めて記者との質疑応答の時間も持った。会見場には鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相をはじめとする閣僚らと金起春(キム・ギチュン)秘書室長率いる首席秘書官らが同席した。
朴大統領は続けて、「北朝鮮が非核化のための真の歩みを踏み出すならば、南北と国際社会は韓半島の実質的平和はもちろん北東アジアの共同繁栄に向けた意味のあることができるだろう」と強調した。
このために朴大統領は「北朝鮮の住民に対する人道的支援を強化し民間交流も拡大していくだろう」と明らかにした。朴大統領は昨年失敗に終わった南北離散家族対面を今年の旧正月(31日)に再推進することにした。朴大統領は、「昨年離散家族対面を4日後に控え突然取り消されたのはあまりに残念なことだった。北朝鮮が離散家族対面で最初のボタンをかけて南北関係に新たな契機を作れればと思う」と期待を示した。
朴大統領の離散家族対面提案は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が1日の新年の辞で「南北関係改善の雰囲気を作らなければならない」と述べたことにこたえる性格が濃い。人道的問題を最初の1歩として南北関係を進展させていくという意味だ。
<新年記者会見>朴大統領「離散家族再会で南北関係の最初のボタンをかけよう」(2)
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