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<野球>メジャー行き目指すも交渉なく…焦る尹錫ミン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

尹錫ミン(ユン・ソクミン)。

韓国を代表する右腕投手の尹錫ミン(ユン・ソクミン)はどこへ行くのか。

米シカゴナウは2日(日本時間)、シカゴ・カブスが迎え入れる先発投手の一人として尹錫ミンに言及した。しかしシカゴナウは「尹錫ミンに先発の体力があるか、右肩のけがは再発しないかという心配がある」と報じた。

カブスとミネソタが昨年末から尹錫ミンに関するニュースを出しているが、実際、交渉はしていない。米国では尹錫ミンが第4、5先発または救援投手と評価され、交渉順位が後回しにされたのだ。


尹錫ミンは昨年10月14日、エージェントであるボラスコーポレーションとのミーティングのためロサンゼルスに向けて出国した。メジャーリーグのウィンターミーティング(12月10-13日)期間にも交渉は行われず、尹錫ミンは12月22日に帰国した。尹錫ミンは「メジャーに行きたいという気持ちに変わりはない。1月初めにまた出国する」と話した。

当初、尹錫ミンの米国進出は順調に進むと予想された。しかし尹錫ミンの前に2つの悪材料が出てきた。シカゴナウが指摘したようにメジャー球団は尹錫ミンの体力とけがの再発を疑っている。昨年、尹錫ミンはけがの後遺症とチーム事情から先発と抑えを行き来した。先発と救援にこだわらない点が国内ではプラスの評価を受けたが、米国球団はむしろ不安要素と見ている。

米FA市場で大型投手がまだ動いていないのも障害物だ。日本最高投手の田中将大(26)に対する入札も始まったばかりで、マット・ガーザ(31)、ウバルド・ヒメネス(30)、アービン・サンタナ(32)らFA選手もまだ未契約状態だ。ボラス側は年俸500万ドル(約52億ウォン)程度を期待しているが、時間が経過するほど尹錫ミンには不利となる。

こうした中、尹錫ミンの国内Uターン説が出てきている。元所属チームの起亜タイガースは尹錫ミンの復帰を待ち、2年前に米国進出を目指した鄭大ヒョン(チョン・デヒョン、36)をいち早く迎え入れたロッテ・ジャイアンツも尹錫ミンと連絡を取った。このほか、戦力補強が急がれるSKも尹錫ミンに目を向けている球団に挙げられる。



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