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韓国、北東アジアの主導権握れないのは南北分断のせい…新甲午改革が必要(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1894年と2014年の韓半島(朝鮮半島)の様子。

1894年甲午年。朝鮮は当時、韓半島(朝鮮半島)に国権侵奪の危機が迫っていることに気づいていなかった。「無知蒙昧」の代償は大きかった。甲午年からの「失われた10年」は1905年の外交権剥奪(乙巳保護条約)として表れた。

2014年。120年ぶりの甲午年。韓半島状況は当時と妙に似ている。米国・中国・日本は韓半島の未来を従属変数として大きなゲームをしている。開化派と斥邪派、親清・親日・親露に分かれて政争を繰り広げた120余年前と現在の陣営葛藤も似ている。変わった点は大韓民国の地位だ。南北分断状況は当時にはなかったもう一つの悪条件だ。

戻ってきた甲午年に「新甲午改革」が必要だという声が高まっている。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は1日、新年の言葉で、「120年前に外勢に押されて推進した改革が旧韓国末の甲午改革だったなら、2014年の私たちの努力は平和な韓半島統一時代を準備し、第2の漢江(ハンガン)の奇跡を知らせる甲午改革でなければならない」と述べた。


各界専門家は新甲午改革のためにはまず、分断状況克服の解決法づくりが急がれると話す。米国・中国・日本・ロシアが絡んでいる北東アジア情勢で、韓国の選択幅が制限されている理由は分断状況のためだ。北朝鮮の核開発・長距離ミサイル発射を名分に軍事大国化を推進する日本、こうした日本の軍事的役割拡大を黙認している米国、米国に対抗して超大国の夢を膨らませている北朝鮮の後見人の中国。この隙間で韓国ができることは多くない。文正仁(ムン・ジョンイン)延世大教授(政治外交学)は「南北関係がうまく解決してこそ、韓半島をめぐる列強の地政学的角逐から私たちが自由になることができる」と強調した。



韓国、北東アジアの主導権握れないのは南北分断のせい…新甲午改革が必要(2)

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