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俳優イ・ミンホ「シネ、激しいキスを事前に知らせずゴメン」(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

俳優イ・ミンホ(写真提供=Starhausエンターテイメント)

--相手役パク・シネとの呼吸はどうだったか。

「シネは年齢は若いが俳優経歴では先輩だ。もともと相手の女優と演技について真剣に話を交わしたり調整するのがうまくできないほうだ。そのまま感じた通りに演じる方なのだが、シネがそういうことを受け入れてくれて有難かった。実のところシネがドラマで共演した初めての年下女優だ。今までは(ク)ヘソン、キム・ヒソンら年上ばかりだった。本当に良い同僚で、妹のように思っている」

--『花より男子』の時と比較して演技のトーンをどのように調節したか。


「最初から『花より男子』のことは気にしないでおこうと思った。あのドラマの時は『財閥2世だから箸をどのように持つべき』『人々を虫を見るように見つめなければならない』などとずっと考えながら演じていた。今回はそのまま人間本来の姿を見せようという気持ちで表現した。似ていた点が多いキャラクターなので、とても気になったのは事実だ。そうするうちにいっそ気楽に考えようと決心して、もう少し自然なキャラクターが出てきたようだ」

- - パク・シネがキスシーンで「本当にするとは思わなかった」と言ったが。

「どうしても劇中の感情が盛り上がった状態でのシーンだったので本当にしなければならなかった。シネに事前に知らせることができず申し訳なかった。普通は女優とある程度合わせてするが、今回は急に激しくやったらシネも驚いたようだ」

--『花より男子』に続きまた財閥2世の高校生役を演じた理由は。

「人々から『なぜ同じ役を再び引き受けたのか』という質問を本当に多く受けた。ところでその1つは、『いずれにせよ20代の雰囲気と容貌は再び戻せないだろう』と考えた。26歳から27歳程度がまさに少年と男の間の感じが出る時期だ。その感じが残っているうちに大衆が求めるイメージをさらにこなすのも良いだろう考えた」

--ユハ監督の『青春ブルース』を次回作で選んだ理由と覚悟は。

「イ・ミンホにあんな面があったんだなという感じを持ってもらいたい。28歳ならもう男性主人公として映画を引っ張っていくこともできる時期だと思う。以前は映画をさりげなく避けていたこともあった。リスク負担も大きかったし、果たして私がこなせるのかという迷いもあった。それでもどうせなら男の臭いがする映画に出たかった。ユハ監督の作品は、男性俳優の魅力をうまく生かしながらメッセージも伝える。過去の監督の映画の中でクォン・サンウ、チョ・インソン先輩も素晴らしかったが、私はもう少し『男の中の男』の印象を浮かび上がらせてみたい」

--ドラマ『四捨五入』からすでにデビュー10年目だ。

「新人時代は、多くの悪口や侮辱を受けたこともあった。特に苦労したという話はできないが、少なくとも他人がする分ほどは苦労したようだ。私が主人公の作品の全体リーディング席で監督が遠慮なく悪口を言いながら『君がそうだからダメなんだよ』『なんで俳優なんかしているんだ』などと悪口を言われたこともある。そんな過程を経てずっと『私はうまくいくのだ』とマインドコントロールしてきた。俳優人生でバンに初めて乗った時が一番うれしかった。『花より男子』の撮影が中盤に入った頃だった。初めて座席に座った時のその感じがまだ生々しい」

--まさに恋愛する適齢期にいるが、理想はあるか。

「守りたくなるような、女性らしさの強いスタイルが好きだ。また他人に少し配慮できる人が良い。身長は別に気にしない。私の母は私の意見をとても尊重してくれるほうだ。どうせ末息子は話を聞かないことを知っている(笑)」



俳優イ・ミンホ「シネ、激しいキスを事前に知らせずゴメン」(1)

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