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<サッカー>韓国でも「愛国ベッティング」から「実利ベッティング」へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サッカーワールドカップ(W杯)が開催される度に、ブックメーカーのオッズ(配当率)は試合の結果を予想する重要な基準となる。ブックメーカーのオッズは金銭が行き来するため極めて冷静で客観的だからだ。

韓国のスポーツベッティング文化もこうした傾向に変わっている。以前までは根拠なく韓国の勝利を予想する「愛国応援ベッティング」がよく見られた。しかし今年は変わった。「実利ベッティング」が明確に増えている。

今年6月18日に行われたブラジルW杯アジア最終予選の韓国-イラン戦を対象にしたスポーツTOTOマッチ第5回。蔚山(ウルサン)で行われた韓国のホームゲームだったが、7万269人の参加者のうち5439人が前半0-0引き分け、最終結果0-1敗戦を当てた。韓国代表の内部葛藤説、必ず勝ってこそW杯本大会進出を狙えるイランの状況などを正確に分析し、結果を的中させた参加者は10.5倍の配当を受けた。


10月12日に行われたブラジルとの親善試合でも現実的な実利ベッティングがまた的中した。ソウルW杯競技場で開催された試合には、奇誠庸(キ・ソンヨン、24、サンダーランド)、孫弘敏(ソン・フンミン、21、レバークーゼン)、李青竜(イ・チョンヨン、25、ボルトン)など韓国代表の看板スターが全員出場した。この日、韓国は前半・後半にそれぞれ1ゴールずつ許して0-2で敗れ、6万5737人の参加者のうち4689人が結果を当てた。

この2試合を含めて今年サッカー韓国代表を対象にしたサッカーTOTOマッチは計12回発行され、2万7311人が結果を的中させた。当選者が最も少なかったのは0-4で敗れたクロアチア戦だった。457人だけが的中させ、配当率は70.8倍まで上がった。



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