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<野球>阪神、呉昇桓に“特定選手保護法”適用…その内容は?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

呉昇桓(オ・スンファン、31、右)

阪神が新しい守護神・呉昇桓(オ・スンファン、31)を“保護”する。来年のリーグ開幕までセリーグの実戦に呉昇桓を登板させない方針だ。

サンケイスポーツは27日、「和田監督が呉昇桓を開幕までセリーグの他のチームに露出させず隠す方針」と伝えた。阪神の2014年開幕戦は、3月28-30日に東京ドームで行われる巨人戦。和田監督がこうした決定を出したのは、セリーグ他球団による呉昇桓分析を防ぐためだ。日本球団はスプリングキャンプ開始と同時に、戦力分析員を各チームに派遣し、選手一人ひとりの分析に入る。この時、新しい選手に対する関心はさらに高まる。

同紙は「阪神が闇のベールに包んだ新守護神をいきなり宿敵にぶつけ、開幕ダッシュを狙う」と伝えた。戦略の露出を極度に避ける阪神の“特定選手秘密保護法”が呉昇桓にも適用されたのだ。阪神が苦労して迎え入れた新しい守護神に対し、日本列島の関心は熱い。他チームの戦力分析員が最も注目する選手も呉昇桓だ。すでに日本セリーグの他球団は呉昇桓のWBCなど国際大会や韓国時代の投球映像を入手し、本格的な分析に入ったという。呉昇桓を探ろうとする他チームと、これを守ろうとする阪神の戦争の序幕が始まったのだ。


和田監督は「呉昇桓に投球映像があるのは知っている」としながらも「打席で体感しなければ簡単には対応できない」と自信を表した。呉昇桓はワインドアップをする過程で左足をゆっくりと踏み出し、一拍子おそくボールを投げる特異なフォームだ。157キロの速球も打つのも容易でないが、スライダーの場合、さらにタイミングを合わせるのも難しい。同紙は「呉昇桓は韓国で2つの球種で625個の奪三振をマークした。奪三振の数が、打者の嫌悪感を物語っている」と表現した。



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