タレントのコ・ヨンウク（３７）が結局、性暴行およびセクハラ犯罪の刑から逃れることができなかった。懲役だけでなく芸能人として初めて電子アンクレットの装着が確定した。

最高裁第３部（イ・インボク裁判長）は２６日、コ・ヨンウクの上告を棄却して２年６カ月の実刑と身元情報の公開および告知５年、位置追跡電子装置（電子アンクレット）の装着３年の刑を宣告した。これでコ・ヨンウクの公判は今年１月２３日にソウル西部地方裁判所に事件が受けつけられて以降１０カ月ぶりに終止符を打った。コ・ヨンウクはこれまで拘束されたまま過ごした１１カ月間を除く１年７カ月間を刑務所から場所を移して収監生活をすることになった。

コ・ヨンウクは１審で懲役５年と電子アンクレット装着１０年の刑を受けた。量刑が重いという理由で控訴審を提起し、反省を示すものとして２回にかけて反省文を提出、２審では懲役２年６カ月に電子アンクレット装着３年に減刑された。これにも従わないコ・ヨンウクは９月に控訴した。しかし最高裁はコ・ヨンウクの主張を認めなかった。