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来年のスマート機器発展をリードする3大技術(1)…「虹彩・顔認識」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

来年のスマート機器発展をリードする3大技術その1…「虹彩・顔認識」。

より便利で、より安全で、より賢い機械。革新を繰り返す情報通信技術(ICT)は“スマート”機器に対する消費者の期待レベルを毎年引き上げている。来年のスマート機器の発展を導く3大技術に注目する。

◆自分の体がパスワード…虹彩・顔認識

2002年に公開された映画『マイノリティ・リポート』の一場面のように、人によって違う虹彩情報を認識して機器への接近を統制する技術が、早ければ来年上半期にスマートフォンに適用される見込みだ。


生体認証技術は今年下半期、パンテック(ベガシークレットノート)とアップル(iPhone5s)が指紋認識で競争の幕を上げた。指紋認識機能は従来のパターンまたはパスワード入力方式より簡単でセキュリティー性も高い。

ここからさらに進化したのが虹彩認識技術だ。サムスン電子が昨年5月、虹彩認識が可能なセンサーに関する特許を韓国特許庁に出願したことが最近公開され、ギャラクシーS5にこの機能を搭載するという見方が強まっている。アップルもiPhone6で虹彩認識を適用するだろうという分析が多い。

この技術がスマートフォンに幅広く適用されれば、別のセキュリティー装置なしに、アプリマーケットの決済やモバイルバンキングを利用することができる。

アップルは最近の顔認識技術特許も確保した。アップルはスマートフォンだけでなく、テレビやパソコンにもこの技術を適用するとみられる。例えばパソコンのスクリーンセーバーが事前に登録しておいた顔を認識すれば、ロック解除される形だ。

生体認証技術はグーグルが来年発売するメガネ型スマート機器「グーグルグラス」にも適用される可能性が高い。グーグルグラスに映るすべての人の顔を認識し、記録として残すアプリも開発されているという。グーグルはプライバシー侵害を理由にこうした技術を搭載しないと述べているが、関連アプリの開発は防げないと予想される。

自分の体の部位がパスワード機能をする生体認証技術は、来年発売される各種スマート機器の必須機能となる可能性が高い。



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