「金正恩(キム・ジョンウン)の指示で張成沢(チャン・ソンテク)が管轄している水産基地に軍人が出動した。軍人は基地の管轄権を渡すよう張成沢側に要求した。だが、張成沢の部下は張成沢の許可がなくては絶対に渡せないと突っぱねた。この過程で双方の間で銃撃戦まで起きた。だが、北朝鮮軍部の立場では交戦の結果はみじめだった。管轄権を接収しに行った兵士らはやせており、まともに訓練も受けていない状態だった。張成沢の部下の相手にならなかった。一言で敗退した。この事実の報告を受けた金正恩は張成沢が将来自身の統治権を脅かしかねないと感じた。金正恩はさらに多くの兵士を送り、ついに張成沢を屈服させた。そして張成沢の核心側近2人を公開処刑した。張成沢処刑事件の発端はこのように始まった」。
米国の有力紙ニューヨークタイムズが24日付1面に掲載した記事だ。ニューヨークタイムズはこの記事で、「金正恩第1書記と張成沢国防副委員長の双方が今年の秋に1度武力衝突を行った」と伝えた。新聞は最初の衝突が9月末から10月初めに発生し、記事の取材源に対しては「名前を明らかにすることはできない複数の韓国・米国政府当局者」とした。ところどころに南在俊(ナム・ジェジュン)国家情報院長が23日に国会情報委員会に出席してした発言も紹介した。
公開処刑された張成沢の腹心2人(朝鮮労働党行政部李竜河第1部部長と張秀吉副部長)について、「小銃でなく対空機関銃で処刑された」と指摘した。
「漁業権めぐり銃撃戦、金正恩が送った兵士が張成沢に惨敗」(2)
米国の有力紙ニューヨークタイムズが24日付1面に掲載した記事だ。ニューヨークタイムズはこの記事で、「金正恩第1書記と張成沢国防副委員長の双方が今年の秋に1度武力衝突を行った」と伝えた。新聞は最初の衝突が9月末から10月初めに発生し、記事の取材源に対しては「名前を明らかにすることはできない複数の韓国・米国政府当局者」とした。ところどころに南在俊(ナム・ジェジュン)国家情報院長が23日に国会情報委員会に出席してした発言も紹介した。
公開処刑された張成沢の腹心2人(朝鮮労働党行政部李竜河第1部部長と張秀吉副部長)について、「小銃でなく対空機関銃で処刑された」と指摘した。
「漁業権めぐり銃撃戦、金正恩が送った兵士が張成沢に惨敗」(2)
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