統計庁によれば昨年基準で韓国の家計総資産は平均3億1495万ウォン(約3090万円)だが、このうち金融資産は7855万ウォンに過ぎないということだ。総資産対比の金融資産の比重は24.9%に過ぎない。一方、実物資産は2億3639万ウォンで総資産の75.1%に達した。パク・ジョンサン研究委員は「担保融資や信用融資・賃貸保証金などを合わせた借り入れ総額が家計あたり5291万ウォンで、これを除けば純金融資産は2564万ウォンにすぎず、これに比べて米国は金融資産の比重が68.5%、日本(59.1%)、豪州(38.7%)とやはり韓国に比べて顕著に高い」と話した。
韓国の住宅市場の特性上、個人賃貸事業者が賃貸住宅を所有しており、居住住宅のほかに不動産を持っている世帯が多いということを考慮するにしても、依然として家計資産の実物偏向現象が続いているということだ。
韓国の住宅市場の特性上、個人賃貸事業者が賃貸住宅を所有しており、居住住宅のほかに不動産を持っている世帯が多いということを考慮するにしても、依然として家計資産の実物偏向現象が続いているということだ。
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