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<鉄道スト>労働界の「聖域」民労総本部、18年目の初の公権力投入=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

鉄道ストライキ14日目の22日、警察が鉄道労組指導部検挙に出たが逮捕に失敗に終わった。この日、ソウル中区貞洞(チョンドン)の全国民主労働組合総連盟(民主労総)入居建物への警察の進入を妨げた組合員が建物の外へ連行された。

警察が22日午前、ソウル中区貞洞(チョンドン)の京郷新聞社建物にある全国民主労働組合総連盟(民主労総)の本部事務室(13~15階賃貸)に電撃的に公権力を投じた。違法ストライキの主導容疑で逮捕令状が出された鉄道労組幹部13人中、キム・ミョンファン鉄道労組委員長ら9人を検挙するためだった。民主労総本部に警察などの公権力が投入されたのは1995年の民主労総設立以降、18年目にして初めてとなる。公権力投入に反発して民主労総は28日にもゼネストに突入して政権退陣運動に出ると明らかにした。これに伴い、政府と労働界間の年末の大激突が展開されるものと見られる。

計69個中隊5500人余りの警察人員を投入した警察の強制進入・逮捕作戦はこの日午前9時頃に始まって午後9時すぎまで行われた。警察は鉄道労組指導部がこの建物の14階に集まっていると判断。警察逮捕グループ600人余りが押し入り、建物の1階から17階屋上まで1階ずつ上がって行き、該当者を探した。この過程で「強制進入は違法だ」としながら抵抗した民主労総の組合員、鉄道労組員、統合進歩党員ら500人余りと繰り返し衝突した。警察は現場でヤン・ソンユン、イ・サンジン民主労総首席副委員長ら138人を公務執行妨害容疑に連行し、現在彼らをソウル市内の12署に分散させて取り調べ中だ。だが逮捕対象者は1人も検挙できなかった。

シン・スンチョル民主労総委員長はこの日、警察の捜索終了後に「朴槿恵(パク・クネ)政権との戦争に出る」と明らかにした。彼は「民主労総が権力に侵奪された最も恥ずべき日でもあるが(闘争を)決めた日でもある」と話した。


チョン・ホヒ民主労総スポークスマンンは自身のツイッターを通じて「警察が一日中大騒ぎをしたこの民主労総の建物に、鉄道労組手配犯はただの1人もいない」として「警察と朴槿恵大統領が責任を取るべきだ」と主張した。キム・ギョンジャ民主労総副委員長も「23日から拡大幹部ストライキに突入して28日にはゼネストを組織する」としながら「100万人市民の行動の日を開催して、政権退陣運動に出る」と明らかにした。



<鉄道スト>労働界の「聖域」民労総本部、18年目の初の公権力投入=韓醍(2)

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