LG電子とサムスン電子は19日、105インチの曲面超高画質テレビを公開した。両社は来月7日に米国で開かれる「消費者家電展示会(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2014」で公式発表する予定だ。(写真=LG電子・サムスン電子)
この日の発表を先にしたのはLG電子だ。LG電子はバックライトから出る光を同一に分散させて曲がった画素から光が出る現象を防止するLGディスプレイの技術によってUHD級以上の解像度を実現したと強調した。LGディスプレイテレビ事業部長のファン・ヨンギ副社長は「100インチ以上のディスプレイで個別の画素を駆動させる薄膜トランジスター回路と光学機器を設計し、画質や視野角が狭くなる問題を解決しながら曲面を実現した」と話した。
するとサムスン電子は当初予定になかった報道資料を配布して対抗した。「世界で最初・最大」というタイトルを得るための両社の神経戦だ。サムスンの105インチ曲面UHDテレビは、基本仕様はLGと同一だが、さらに少し曲がっている。映像ディスプレイ事業部のキム・ヒョンソク事業部長は「独自のUHDテレビ画質エンジンを適用して、すべてのコンテンツをUHD級で再生できる」と説明した。
2社の製品は来年1月7~10日に米国ラスベガスで開かれる世界最大の家電製品展示会(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2014)に展示される。まだ価格は確定していないが、サムスンが85インチUHDテレビを4000万ウォン(約394万円)、LGが2500万ウォンで出した点を勘案すれば、数千万ウォンの値をつけると予想されている。
LG・サムスン、世界最大「曲面UHDテレビ」競争(2)
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